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2007年01月26日

個性溢れる氷彫刻がいっぱい 「軽井沢氷彫刻国際展2007」開催

 軽井沢町主催による「軽井沢氷彫刻国際展2007」が矢ヶ崎公園前の駅前通り会場で1月26日に開幕した。オープニングセレモニーでは旧軽井沢太鼓、陸上自衛隊音楽隊による迫力ある演奏が行われ、保育園児ら集まった見物客からは拍手が沸き起こった。

  会場となった駅前通りには、アメリカ、イタリア、ロシアなど、海外彫刻家による10作品を含む個人の作品30体、町内の団体による作品4体の計34体が展示されており、早速写真撮影を楽しむ人などで賑わいを見せた。
  審査員による投票で個人戦1位に選ばれたのは、イルカが気持ちよさそうに遊泳する様子を表現したアメリカから参加のアラオン・コスティックさん。団体では昨年い引き続き、万平ホテルチームが優勝を飾った。
 
  同展は28(日)まで開催され、夜は22時まで氷彫刻を色とりどりにライトアップ。期間中は会場内に設けられたアイスステージで、昨年のラブソングアウォード優勝者「双葉」コンサートなど、様々なパフォーマンスが行われるほか、27日(土)には花火も打ち上げられる。矢ヶ崎公園管理棟では27(土)・28(日)、町内パティシエらと一緒に学生らが理想とするケーキを作るコンテストも開催。
 

(1月26日)

2007年01月11日

観光スポット指し示す案内板 リニューアルされ、軽井沢駅前交番に設置

 
左:旧電光式案内板 右:1月11日よりリニューアルされたもの

 軽井沢警察署は、軽井沢駅前交番前に設置されていた電光式地理案内板を11年ぶりにリニューアルし、1月11日より運用を始めた。同案内板は、財団法人警察協会が日本宝くじ協会の助成を受けて、全国に8基寄贈したうちの1基で、県内の交番で設置されているのは軽井沢町のみ。  

  サイズは以前のものと同じで、縦230cm、横145cm、奥行き15cm。地図は11年前のものから一新。以前は町内のみの地図だったが、問い合わせの多い御代田のメルシャン軽井沢美術館、北軽井沢のおもちゃ王国なども記載され、より広域になった。中央部分には町内の観光スポット、公共施設、金融機関、バス
の発着所など78ヶ所の案内表示ボタンを搭載。ボタンを押すと、地図上の赤色発光ダイオードが音をたてながら10秒間点滅する仕組みで、24時間利用可能。  
 
  軽井沢駅前交番での地理案内件数は、年間約5400件、夏期は月1000件にも上ることから、軽井沢警察署地域課長の遠藤丈夫さんは「今回の案内板リニューアルで警察官による地理案内の負担を減らし、その分他の公務に力を発揮できれば」と話す。
 

(1月11日)

2007年01月09日

21日の町長選挙控え 立候補予定者が基本政策発表


 1月21日に控えた軽井沢町長選挙を前に、立候補予定の佐藤雅義さん(現職)と上原清隆さん(新人)を招いた「話し合う会」が1月8日、軽井沢町中央公民館で行われた。同会は町民有志による実行委員会が主催し、この日は町民ら約300人が参加。  
  最初に両氏から基本政策の発表があり、次に主催者が用意した“自然環境、景観の保全、開発規制”“健康増進・福祉拡大”など、個別のテーマごとに両氏の意見が述べられた。

 基本政策の発表で佐藤さんは、“自然を大切にした町づくり”“均衡ある町づくり”“町民が健康で長生きする町作り”など5つの基本方針を掲げた。一方上原さんは“暮らす人が誇れる町に”を基本テーマに据え、様々な分野に置いて専門家、町民の知恵を結集した開かれた町づくりを進めることを主張。
   
 住民意見の反映、開かれた行政の具体施策について佐藤さんは、町民FAXを設置し、町民から町長に直談判できるシステムを継続すると主張。上原さんは、物事を決めてかかるのではなく、審議する前に町民からの意見が導入される体系の確立を訴えた。

 景観保全について佐藤さんは、“均衡ある町づくり”を基本方針の一つに掲げ、「今年はマンション建設を凍結する方向で進める」と発表。「区画面積の最低基準を樹木が残るように現在の2倍にしたい」と話した。上原さんは、「規制を厳しくする“逆特区”に指定してもらえるよう国に呼びかける」と話し、専門家、町民による環境、景観を守る審議会を設立する意向を表明した。  

  軽井沢町長選挙は1月16日に告示、21日に投開票が行われる。

                                             (1月8日)

2006年12月19日

日本一のリフティングテクニックを体感

 シンカーズサッカースクール軽井沢では、リフティングパフォーマンスチーム『Risky-Play(リスキープレイ)』のリーダー、TATSULOWさんを講師に迎え、リフティング教室を開催した。当日はシンカーズサッカースクールに通っている生徒のほか、サッカーを始めたいと思っている子どもたちも集まり、リフティング教室のほか、実際のパフォーマンスやリフティング大会などが行われた。


          『Risky-Play』は東京に活動の拠点を構えるフリースタイラーチームで、全国各地のイベントに招かれ、その優れたパフォーマンスで人気を集める日本トップレベルの実力。リーダーで当日の講師も務めたTATSULOWさんは今年行われたフリースタイラーズ東京大会で日本一にも輝いた。「子どもたちに日本でトップレベルのパフォーマンスを見ていい刺激になってもらえればと思います。」とスクールコーチの青木さん。TATSULOWさんは「子どもたちがもっとサッカーを好きになってくれれば。」と話した。

                            

                                                     (12月18日)

2006年12月16日

大賀典雄さんの名誉町民授与記念 式典と特別演奏会を軽井沢大賀ホールで開催

  軽井沢大賀ホールを建設し、町に寄贈した大賀典雄さんの名誉町民授与を記念した特別演奏会が12月16日、同ホールで行われた。

 演奏会に先立ち式典が行われ、 佐藤雅義町長と内堀次雄議長から大賀さんに名誉町民称号記と名誉町民称号章が授与された。大賀さんは「関東圏から新幹線で来るお客様の威力を考慮しておらず、今思うと800人収容のホールでは小っちゃすぎたかなと思う。これからもホールを最大限利用して頂いて、音楽文化の振興につながればこれ以上の喜びはない」と挨拶。


 演奏会では大賀さん自ら指揮棒を振り、 東京フィルハーモニー交響楽団の演奏でビゼー作曲「カルメン」第1組曲と、ベートーヴェン作曲の「交響曲第7番イ長調作品92」の2曲を披露。アンコールでは「クラシック音楽ってこんなにも美しいものなのかと、幼い時この曲を聞いて気付かされた」と大賀さんが語るズッペ作曲の「軽騎兵序曲」が演奏された。終演後、会場を埋め尽くした観客からは惜しみない拍手が響き、しばらく鳴り止まむことはなかった。


(12月16日)

2006年12月13日

計画は一年先送り ロータリー以外でも最良の場所があれば検討


 軽井沢町が建設を予定している旧軽井沢ロータリーの公衆トイレ(交番、観光案内所併設)に対して、住民の間から反対の声があがり、約2000名の署名が役場に提出されていたが、12月11日の軽井沢町議会で、この問題についての質疑応答が行われた。「建設は保留とのことだが、そのタイムリミットと建設の見通しについては?」との坂口議員からの質問に対し、観光経済課長は「ロータリー以外の場所でも最良の場所があれば検討したい。(2007年に建設予定だったが)一年先送りして、地域の意向を聞きながら進めていく」と述べた。また、交番や案内所を先行して造る予定はないとしている。

2006年10月07日

旧軽井沢ロータリーに 大型公衆トイレの建設計画

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 9月26日旧軽井沢公民館で、旧軽井沢ロータリーに交番や観光案内所を備えた公衆トイレを建設する計画についての説明会が開かれた。軽井沢町観光経済課の説明では、以前から旧軽井沢にトイレを造ってほしいという声があり、昨年10月頃に町で建設を計画した。3月の町議会で議案としてかけられ承認されたため、4月、6月に説明会を行った。4月には19名出席、6月には26名出席という少人数だったが、建設賛成の方向で話が進んだ。2回目の説明の際A,B,Cの設計プランが出され、どれがよいかという投票を行ったところ、Aが2名、Bが3名、Cが9名、不要11名、棄権1名という結果だった。

 9月の3回目の説明会では、会場からは「景観を損ねる」「大山桜の木を切ることになるので反対」「車を回す場所なので危険」など、建設そのものに反対する声が多くあがった。最終的に建設の賛否を採ると、賛成24、反対40、保留4という結果だったため、町の担当者は「保留」と述べたが、当日欠席の人も多いので、旧軽井沢区の人たちの意見も聞いて検討するようにと区長に言った。 その後、旧軽井沢銀座商店会が建設賛成か反対かのアンケートを採ったり、樹木保護活動の「しいある倶楽部」が反対の署名を集めたりという動きがある中で、10月5日夜、賛成派(旧軽井沢区、商工会旧軽井沢支部、銀座商店会)と反対派(旧軽井沢の商店の反対派、しいある倶楽部)の会合が持たれた。




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賛成派は「ほかに場所があれば、ロータリーでなくてもよいがほかにはない。今、この計画に賛成しないと、旧軽井沢にトイレを造ることがずっとあとになってしまうので仕方ない」と話し、反対派は「これに代わる土地を探すから、ロータリーに建設することに賛成しないでほしい」と述べた。これから、どのようになるかは、まだ、決定していない。引き続き集めている反対の署名は旧軽井沢の別荘住民や他地区の町民へと広がっている。
(詳しくは10月16日発行予定の「軽井沢新聞」をご覧下さい)




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