日本選手権5連覇

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 日本カーリング選手権大会を5連覇した男子チーム「SC軽井沢クラブ」の選手・コーチらが2月9日、藤巻進町長を表敬訪問した。パシフィック・アジア・カーリング選手権での初優勝など今季の成績を報告し、2018年のピョンチャン冬季五輪の出場がかかる世界選手権(4/1~9、カナダ・エドモントン)に向け意気込みを語った。

 報告を受けた藤巻町長は「期待に応えてもらって素晴らしい」と祝福。4月の世界選手権に向け「オリンピック出場を勝ち取り、さらにカーリングを国内に広めてほしい」と激励した。

 今年の日本カーリング選手権大会(1/30~2/5、軽井沢アイスパーク)は、予選で一度は敗れた「札幌」を相手に、プレーオフ初戦、決勝で勝利し、5年連続8度目の日本の頂点に立った。長岡はと美コーチは「今年はレベルが高かった。世界を見て進んできたが、振り向いたら国内のチームも力を付けてきていた」。セカンドの山口剛史選手は「13年に(通年営業の)軽井沢アイスパークができ、練習量が増えたことが結果に結びついている」と感謝の気持ちを強調した。

世界選手権へ選手・コーチの意気込み

リード・両角公佑選手(写真右)

「去年が4位。プレーオフでは一回も勝てず、残念な終わり方をした。今年は去年より上を狙って、最後の試合でしっかり勝って終わるようにしたい」

セカンド・山口剛史選手(右から2人目)

「カナダ、スウェーデン、ノルウェーの三強の一角を敗りメダル圏内に入りたい。テレビ放送があるので、良いプレーをして、地元や日本の子どもたちに刺激を与えられたら」

サード・清水徹郎選手(同3人目)

「オリンピック出場が決まるあと一歩まできている。まずは出場権の獲得。去年の4位よりも順位を上げ、メダルを持って帰って来たい」

スキップ・両角友佑選手(同4人目)

「シーズン初めに立てた目標は今のところ全てクリアできている。しっかり実力を出せるよう、もう少し練習を頑張って、集中して大会に臨みたい」

長岡はと美コーチ

「とにかく平常心で一投一投。それが勝利に繋がる。コンディションとメンタルの面で、選手を支えていく」

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