アレチウリの駆除活動

1707_news_03.jpg アレチウリ
北米原産のウリ科の一年草。葉や茎に白毛やトゲがあり、9月下旬に熟す果実にも硬いトゲがある。育つスピードが早く、長いツルと20㎝ほどに育つ葉が、在来植物を覆って成長を妨げる。町内では2012年に初めて確認されている。
自然環境の保全に取り組むボランティア団体「軽井沢サクラソウ会議」と町環境課は6月23日、特定外来生物に指定されているアレチウリの駆除活動を行った。生育が確認されている鳥井原の町民農園、油井地区の農地、茂沢地区へ続く林道沿い、茂沢のゴルフ場近くの沢の計4カ所を巡り、発見したアレチウリを抜き取った。  油井地区の農園で初めて確認された2013年当時は、約1650㎡の斜面一帯を覆い、ゴミ袋(大)8つが抜き取ったアレチウリで満杯になったが、今回は一つのゴミ袋に3分の1程度。他の場所でも数は減り、毎年の作業の効果が表れていることがわかった。サクラソウ会議の須永久会長は「現在、確認できている場所では、根絶できると思う。アレチウリかどうか疑わしい植物があれば、環境課へ知らせてほしい」と話している。
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