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整備が進む雲場池、

堆積土を採取し実験 希少な植物の復活に期待

1712_news_kumoba.JPG 雲場池から土を採取するサクラソウ会議の会員ら。
 自然環境の保全に取り組むボランティア団体「軽井沢サクラソウ会議」は12月11日、整備工事が進む雲場池から堆積土を運び出し、軽井沢植物園の敷地に蒔いた。堆積土の中に眠っている可能性がある希少な種子が、環境を変えることで発芽しないかどうか、しばらく様子を見守る。

 雲場池は近年、気温が上がると池に溜まった落葉などが腐食し、悪臭を発することから、池を管理する町が11月中旬から2018年4月中旬まで整備工事を実施。堆積した土は、機材を使いその場で改良剤を混ぜて再利用する。

 この日の作業には同会議会員ら12人が参加。水がほとんど抜かれた池に入り、堆積土をスコップで掘り出し、土のう袋(1袋約10㌕)に採取。約20カ所から42袋を運び出した。同会議と親交のある群馬県立自然史博物館の理学博士大森威宏さんも参加。大森さんによると、キンポウゲ科のオオイチョウバイカモ、ウキクサ科のヒンジモなど、軽井沢では見られなくなった希少種が眠っている可能性があるという。「芽が出て大きくならないと、種類が分からないため、数年は様子を見る必要がある」と大森さん。

 井の頭恩賜公園(東京都武蔵野市)では2016年、池の水を抜いて底を天日干しにする「かいぼり」の作業後、約60年前に絶滅したとされる水草イノガシラフラスコモが発芽。同会議代表の須永久さんはその例を挙げ、「軽井沢でも希少な種子が芽を出してくれることに期待したい」と話していた。

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