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絶滅が危惧されるヤマタバコ

花茎ついた1600株確認

1809_news_yamatabako03.jpg ヤマタバコ花序と全体。花茎が高さ1〜2mまで伸び、5月下旬から7月にかけ先端に房状の黄色い花をつける。(軽井沢サクラソウ会議提供) 1809_news_yamatabako03.JPG ヤマタバコの自生エリアを、町長らに示すサクラソウ会議メンバー。
 環境省レッドリストで、絶滅危惧種IA類(野生での絶滅の危険性が極めて高い)に指定されている植物ヤマタバコの自生状況を調べていた軽井沢サクラソウ会議が8月20日、調査結果をまとめ町に報告した。町まちづくり基本条例に基づいて提出した、ヤマタバコ調査の提案が採択され、町環境課とともに5〜7月に調査を進めていた。

 ヤマタバコはキク科の日本固有種。現在、軽井沢以外で確認されているのは、群馬県桐生市で120株、神奈川県葉山町で50株ほどだという。

 軽井沢町植物園長を務めた故佐藤邦雄さんらが1974年に著した「軽井沢の植物」に記録が残る、塩沢エリアを中心に株数を調査し、計34831株を確認した。ただ、日照などの関係で花をつけるケースは珍しく、花茎を確認できたのは1600株ほどで、鹿による食害も見られた。「広報かるいざわ6月号」の呼びかけに応じた、追分住民の自邸敷地でも新たに21株を確かめた。

 同会議は今後、県や町、専門家なども交えて保全策について協議する。来春は追分で新たに見つかった場所の近郊でも、他に生えていないか調査するという。代表の須永久さんは「開発が進んでいる軽井沢で、日本唯一と言えるほどの数が生き延びているのは奇跡に近い。後世に引き継ぐため、守っていく方策を考えたい」としている。

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