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浅間山の大規模噴火想定、ハザードマップ説明会

数cmの灰で交通事故も

1809_news_daikibo.JPG 質問に答える荒牧重雄さん(右)。説明会には123人が参加。ハザードマップは町ホームページでも見られる。
 軽井沢町は8月25日、浅間山の大規模噴火に備えたハザードマップの説明会を開いた。町職員やマップ作成に関わった火山研究者で東京大学名誉教授の荒牧重雄さんらが解説し、参加者の質問に答えた。

 ハザードマップは、浅間山の周辺自治体や関係機関からなる火山防災協議会が3月に発表。1108年の天仁噴火、1783年の天明噴火と同規模を想定し、大きな噴石、降灰、溶岩流、火砕流の影響が及ぶ範囲を地図上に示した。

 降灰の影響範囲は、浅間山近くの過去50年間の風データを参考に、厚さ20・30・50㌢ごとに最大到達範囲を円で表し、偏西風の影響を受けて降灰が積もりやすい範囲も示した。数百℃の岩塊や水蒸気などが急速に流下する火砕流は軽井沢、御代田両町、小諸市の市街地など長野・群馬両県の広い範囲に達すると見込んだ。

 説明を受け、来場者の一人は「灰が50㌢降るとどうなるか」質問。担当者は「御嶽山の噴火では、数㌢積もった灰がタイヤの溝に入って滑り、交通事故も起きている。30㌢以上積もると、プラスチックの雪かきでは歯がたたず、木造家屋だと屋根が落ちる」と答えた。

 協議会は今年度、ハザードマップをもとに、避難先や避難経路などの情報を記した防災マップの更新版を作成する。荒牧さんは「他の自然災害と違い、火山噴火は起きる現象がバラエティーに富んでいる。現象ごとにタイムラインを何本も考え、それに適応した防災計画をつくる必要がある」と話した。

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