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ヤッホー・ブルーイングの「信州ナチュラルビール」
リニューアル新登場!

 信州のお土産品として好評の「信州ナチュラルビール」が、この程、デザイン・価格・ラインナップを変更し、リニューアル発売する。
 味の種類は、今まで同様すっきりした喉越しの「ブロンドエール」と、モルトが醸し出すコク、まろやかな苦みとローストの香りが特徴の「ポーター」の2種類。缶に描かれたデザインは、豊かな森を象徴するミズナラの葉。ヤッホー・ブルーイング社では「どんぐり運動の会」に参加し、信州の山をミズナラの森に戻す活動を続けている。
 この年末より県内の酒店にて発売される。新しいお土産に、新年のご挨拶にも喜ばれるのでは。

●容量:350ml / アルミ缶
●希望小売価格:1本350円、3本セット1,050円

●問い合わせ:(株)ヤッホー・ブルーイング TEL 0267-66-1211

「ブロンドエール」
アルコール分約4.5%
「ポーター」
アルコール分約5%
お土産用3缶箱

 

冬の軽井沢 瞬く光とともに祝福を
「イルミネーションウエディング」はいかが?

 町内各所でイルミネーションが楽しめる冬の軽井沢。そのイルミネーションに彩られた教会で挙げるナイトウェディングが今、人気を集めている。
 18号バイパス沿いの「イングランドハウスウインザー」では、毎年この時期、中庭やホテルの建物に数々の電飾を施し、町民が選ぶイルミネーションコンテストで、一昨年と昨年の2年連続で優勝している。今年から企画された「イルミネーションウエディング」は、若いカップルを中心に早速人気を集め、11月以降ですでに9組、クリスマスまでの週末は予約でいっぱいとなっている。

 この日も群馬県からの新郎新婦によるウェディングが午後4時半からスタートし、敷地内のチャペルで挙式後、2人の鳴らす鐘とともに一斉にイルミネーションが点灯されると、参列者からは「わあ」という歓声があがった。同ホテルの市川オーナーは「来年以降は冬に限らず年間を通してたくさんの方に楽しんでもらいたい」と話し、他にはない新しいウェディングスタイルの効果に期待を寄せている。
 

 

軽井沢の音楽文化 ここから発信
待望の「大賀ホール」完成・披露!

大賀夫妻よりホールの鍵が佐藤町長に手渡される。

 ソニー名誉会長の大賀典雄さんから町に寄贈される「軽井沢大賀ホール」が12月5日完成し、竣工・引渡し式がおこなわれた。式典には、大賀さんや妻の緑さんらが出席し、出来上がったばかりのステージ上で佐藤雅義町長にホールの鍵を手渡した。大賀さんは挨拶の中で「軽井沢は、戦中には妻が疎開先の諏訪から苦労してピアノのレッスンのために通った思い入れの強い町。これからこのホールが常に満席になるよう、町の皆さんで知恵を出し合って下さい」と話した。これを受けて佐藤町長は「景観にマッチした軽井沢初の音楽ホールが出来たことを町民と共に喜び感謝している」と述べ、大賀さんとホール内の椅子を寄贈した鹿島建設梅田社長へそれぞれ感謝状を贈った。

プロによる芳醇なメロディーが響いたホール。演奏後には「ブラボー」の声も!

 式典後には、フィンランドのオーケストラ「シンフォニア・フィンランディア」、フルート奏者瀬尾和紀さん、ヴァイオリニスト奥村愛さんによる試聴コンサートが行われ、招待客や公募に当選した観客800名がホールに響くプロの音色を楽しんだ。音響効果を考え対面のない五角形にしたこの音楽ホールに、大賀さんは「思っていた通り不協和音がなく素直な音」と笑顔で語った。東京フィル石丸恭一楽団長も「無駄な反射音が一切なくかつ生の音でもない。オーケストラでもうまく音が抜けてやかましくない。世界でも有数の素晴らしいホールでは」と絶賛した。
 ホールは来年4月末にグランドオープン。来月1月29・30日にはソニー吹奏楽団、ソニージャズオーケストラらによる試聴演奏も企画されている。

 

クリスマス色のエルツおもちゃ博物館にも
キャロル隊登場!

 町中がクリスマスムードのこの頃、エルツおもちゃ博物館でもクリスマスにちなんだドイツ・エルツ地方のおもちゃたちが主役になり、オーナメントや暖かな光がきらめき、一年でもっとも華いだ雰囲気に包まれる。さらにクリスマスまでの土・日には、館前の大きなツリーの前で、「ホワイトクリスマスin軽井沢」ボランティアによるキャロルが歌われ、たっぷりクリスマス気分にひたれる。


●エルツおもちゃ博物館前でのクリスマスキャロル実施日時
12/11(土)・12(日)・18(土)・19(日)・25(土) の午前11:00〜

 

ホワイトクリスマスin軽井沢 幕開け!

 11/27(土)、矢ケ崎公園で「ホワイトクリスマスin軽井沢」のシンボリックツリーの点灯式が行われた。軽井沢中学校吹奏楽部の演奏、「手のひらの会」の手話による唄、キャロリングの後、カウントダウンと共に澄みきった夜空に花火が打ちあがり、シンボリックツリー、矢ケ崎橋などのイルミネーションがいっせいに点灯された。まわりでは大きな歓声が上がり、寒さを忘れて記念撮影をする人達でにぎわった。
 

 

 軽井沢町内は各所で趣向を凝らしたイルミネーションが施され、一足早くクリスマスのロマンチックな雰囲気に包まれている。

 

5角形のホールに初めて響くハーモニー
大賀ホールで音響測定とテストコンサート

  矢ヶ崎公園内に来春オープンする軽井沢大賀ホールでは、16日夜、施工・設備を担当する鹿島建設関係者による場内を満席とした状態での音響測定とテストコンサートが行われ、あらかじめ応募した町内の住民ら800名が、一足早くホールに響くハーモニーを楽しんだ。


この日の試聴には定員の800名を大幅に越える申し込みがあった。

 ホール建築の最終仕上げともいえる館内の音響をチェックするためのもので、ステージ上に置かれたスピーカーから特殊音を出し、残響時間や音の伝わり方を測定。このうち残響時間については、このホールに最適な1.6〜1.8秒となることを目標としているという。測定に続いて、東京フィルハーモニー室内合奏団による弦楽奏とピアノ演奏が行われ、観客は館内に初めて響く音に聴き入り、割れんばかりの拍手を送った。
 東フィル室内合奏団の三浦章広コンサートマスターはステージ上で挨拶し「楽器の木がホールに共鳴している。拍手もとても暖かく響きます」と初演奏をした感想を語った。また演奏終了後、大西泰輔軽井沢大賀ホール支配人は「音響効果は予想以上の出来、修正の必要もないでしょう」と満足した様子で話した。

客席とステージとの距離が近いことも特徴。

 ホールは12月5日に竣工・引渡式を迎え、当日、式の後にも試聴演奏を予定している。問い合わせは教育委員会・軽井沢大賀ホール係(TEL 0267-45-8695)。

 

 

およそ1ヶ月半ぶり
浅間山 中規模噴火

11月15日午後3時
中軽井沢のスーパーから見た浅間山。

 11月14日午後8時59分ごろ、浅間山は9月29日以来、4回目の中規模噴火をした。気象庁地震火山部によると、軽井沢測候所では大きな爆発音と空振を観測し、火口から4キロ近くの峰の茶屋付近では3センチ程度の火山れきも確認された。噴火直後は、南西方向の山腹で山火事による赤い炎も見られた。
 今回の噴火前、13日午後から傾斜計による地殻変動に変化があったことから、気象庁では、通常の火山観測情報に加えて、14日午前0時30分、8時30分に臨時の情報を出し、注意を呼びかけていた。
 一夜明けた15日は、浅間山は朝から雲に覆われていたが、午後2時過ぎ一時雲が晴れ、山頂から重く垂れ下がる噴煙を見ることが出来た。軽井沢町では、9月のような多量の降灰もなく、日常生活にまったく変化は見られない。周囲の交通機関、道路にも影響は出ていない。

 

どんぐりコロコロ 大きく育て!
「アウトドアどんぐり体験」おこなわれる

「どんぐりにも色々な種類があります」と説明を受ける参加者。

 穏やかに晴れた11/3の文化の日、秋の恒例行事「アウトドアどんぐり体験」が行われ、「どんぐり運動の会」の呼びかけで集まった有志によって、町内の小中学生が集めたどんぐりの実およそ3万個を畑に蒔く作業が行われた。
 今回参加したのは、町内の小学校の教諭や役場のスタッフ、またNPO「ピッキオ」のメンバーらの他、東京や大阪からの初参加者など約20名。全員で協力しながら、離山のふもとの専用の畑で、柔らかく起こされた土の上にたっぷりと実を敷き込み、落ち葉や藁をかぶせ、猿やイノシシ除けの防護策を張るまでの作業に取り組んだ。途中、「どんぐり運動の会」の“先輩”達による、近隣の自然環境についてや、これまでの会の取り組みなどの話にも花が咲いた。

東京小金井市から参加したアヤちゃんは、大人顔負けの活躍ぶり!

 こうして蒔かれた木楢や橡の木は、畑で1m程の苗木に育ててから、毎年5月に行われる「植樹祭」で、峰の茶屋付近の国有林に移植する。たくさん蒔いても、芽が出て育つのは1割にも満たないというが、今年で18年目を迎えるこの運動も、中心となるメンバーの地道な努力により、ゆっくりと着実に芽を出し始めている。

どんぐりを蒔き終えたら、落ち葉をかぶせ、さらに藁で覆う。