藤巻町長が表明「カジノ施設、推進しない方向」

 1月13日に開会した軽井沢町議会1月会議で、藤巻進町長が、国会での統合型リゾート整備推進法の成立(昨年12月)に触れ、カジノを中心とした複合観光施設の設置可能区域の整備について「推進しない方向」と考えを示した。統合型リゾートの整備で経済効果が見込まれる一方、ギャンブル依存症や反社会勢力の関与などの懸念があると説明。「清らかな環境、善良なる風俗を維持し、国際親善文化観光都市の建設を最優先する必要がある」と話した。町の有識者会議「軽井沢町風俗審議会」でも意見を聞く方針だ。

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