「既存校に通えている子は対象外?」軽井沢オープンドアスクール 6回目の設置準備会議
軽井沢中学校の分校として町が2027年度の開校を目指す「軽井沢オープンドアスクール」の第6回設置準備会議(委員19人)が1月28日、町中央公民館で開かれた。事務局の町教育委員会が募集対象や学校規模などの案を示し、委員に意見を求めた。
同スクールは、不登校の子どもや、学校への行きづらさを感じている児童・生徒を対象とした「学びの多様化学校」と、学齢期を過ぎた義務教育未修了者などが学ぶ「夜間中学」を併設する計画だ。
定員は、「学びの多様化学校」が各学年10人程度で全体30人程度とし、軽井沢中学校在籍者を想定。「夜間中学」は1学級5人程度で、全体15人程度を見込み、協定を結ぶ県内の近隣市町村在住者も対象とする。
委員からは「自主的に『学びの多様化学校』で学びたいという、既存校に通えている子は、受け入れの対象になるのか」との問いが出た。町教委は「要件上は対象外とせざるを得ない」としつつ、「教員との面談などを通じて、個別に話を聞くことはできると思う」と述べた。一方、別の委員からは「限られた定員の中では、まず不登校で苦しんでいる子を優先することが重要だ」との意見も出された。
両コースともに転入学の時期を4月と10月の年2回とする案に対しては、「タイミングを逃して諦めてしまわないよう、より柔軟に転入学できる仕組みを」と求める声が上がった。
設置場所は、軽井沢高校北校舎の一部を想定している。離山通り側から出入りできるよう、新たに門を設置する予定。校名はこれまで仮称としてきたが、正式に「軽井沢オープンドアスクール」とすることも発表された。設置準備会議は、今年度中にもう一回開き、学校の方向性を示す予定だ。
