新庁舎のZEB区分は「ZEB Ready」に コストと景観配慮で判断
軽井沢町は1月23日の全員協議会で、新庁舎のZEB(※)のグレードについて、使用エネルギーを50%以下に削減する「ZEB Ready」とする方針を示した。
写真=現在の庁舎
町が2025年3月に策定した基本計画では「ZEB Ready以上」を目指すとしていた。担当課によると、より上位の「Nearly ZEB」(省エネと創エネにより25%以下)も達成可能としながらも、景観に配慮した太陽光パネルの設置はコスト増が伴い、車庫などの拡張も必要になることから「現段階での採用は難しい」と判断したという。
一方で、軽量で柔軟性の高い「フィルム型ペロブスカイト太陽電池」の技術革新を見据え、将来的に速やかに導入できるよう、配管工事などは本工事と併せて実施する。
現在検討を進めている基本設計を踏まえた総事業費は、3月に示す予定。基本計画で示した総事業費120億円は、物価上昇を反映し、1月23日時点で127億1千万円としている。
※ZEB(ゼブ)
建物の断熱性向上や高効率設備の導入、太陽光発電などの再生可能エネルギー活用により、年間の一次エネルギー消費量を実質ゼロにする建築の考え方。達成度に応じて「ZEB」「Nearly ZEB」「ZEB Ready」「ZEB Oriented」の段階がある。
