子どもの待合室や桜井甘精堂のカフェなど、 駅舎記念館、駅として再利用

1711_news_sinatetu.JPG.JPG
旧軽井沢駅舎記念館は新幹線開業にともない取り壊された旧駅舎を、町が1910年当時の姿で復元したもの。
 しなの鉄道は、旧軽井沢駅舎記念館に駅機能を持たせ、ホームを改装し10月27日「旧駅舎口ゾーン」としてオープンした。同社の観光列車「ろくもん」をデザインしたデザイナーの水戸岡鋭治さんが全体のデザインを手がけた。



 駅舎1階に切符売り場や改札口、待合室を設置し、桜井甘精堂のカフェも入った。2階は観光列車「ろくもん」乗客のラウンジとして使用する。ホームをウッドデッキでつなぎ、親子で楽しめる有料待合室「森の小リスキッズくらぶ」も設置。ガラス張りで電車の発着を眺めることができ、遊具や絵本が置かれている。



 この日のオープニングセレモニーのあいさつで、玉木淳社長は「しなの鉄道の新しいシンボルとして、多くの方に集まって頂き、玄関口として沿線の魅力を発信できる場所にしたい」と思いを語った。



 今後、広場スペースにミニトレインなどの遊具、移動式店舗、3階商業部分も整備し、グランドオープンは2018年3月23日を予定している。

関連記事