イヌクシュク問題 町長が別団連へ回答

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公園の駐車場として整備する計画がある国道18号沿いの土地。
 軽井沢別荘団体連合会が軽井沢町長へ提出した「ウィスラー姉妹都市提携20周年記念碑設置に関する意見書」について4月27日に回答があった。



 「記念碑のことが問題視されているが、これは公園利用促進のために公園整備の計画の一部として実施するものだと理解してほしい」と述べ、「2017年7月、軽井沢とウィスラー両首長の間で20周年記念事業について協議し、恒久的な物を屋外に設置することで合意が得られた」「在バンクーバーの日本領事館からもアドバイスを受けた」と記念碑設置に至った過程を記している。



 また記念碑がイヌクシュクである必要性や許容性についての説明もあり、軽井沢別荘団体連合ではホームページで回答の詳しい内容を公開した。



 イヌクシュク設置事業に関しては、多方面から意見が寄せられているため、町は「広報かるいざわ」で6月にパブリックコメントを求めるとしている。



 イヌクシュクを置く湯川公園整備計画では、役場前南西の旧ガソリンスタンド跡地を借りて駐車場とし、車イスでも入れるようにスロープをつけた園路を整備する予定。整備の予算は1500万円。

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