天皇、皇后両陛下が軽井沢に

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8月22日、軽井沢駅に到着し、集まった住民らに手を振る天皇、皇后両陛下。
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皇后陛下御歌碑。軽井沢と夕すげを懐かしんで2002年、お詠みになった。
 天皇、皇后両陛下が8月22日から29日まで、軽井沢町や群馬県草津町で静養された。両陛下は22日13時頃、北陸新幹線で軽井沢町に到着。駅前で地元住民や観光客ら約550人が出迎え、両陛下は笑顔で手を振って応じた。兵庫県神戸市の女性は「たまたま旅行にきた軽井沢で、お目にかかれて感激」。大阪市から来た女性は、来年4月末の退位をふまえ「ご苦労様でした、という気持ちでお迎えした」と話した。


 両陛下は23日、中国・旧満州から引き揚げた人々が入植した大日向開拓地の野菜畑を散策し、軽井沢大賀ホールで「成田達輝&中野翔太デュオ・コンサート」を鑑賞。25日は旧軽井沢のテニスコートを訪問し旧知のテニス仲間と交流した。案内した軽井沢会テニス部の諸戸清郎さんによると、プレーを見ていた天皇陛下は「いいショットですね」などと話したという。27日に群馬県草津町に移り、コンサートを鑑賞するなどして過ごし29日、軽井沢駅から帰京された。


 在位中の夏の静養は今年で最後となる。町内の書家田所桂華さんは、両陛下それぞれが詠んだ、「天皇陛下御製碑」(追分)、「皇后陛下御歌碑」(軽井沢病院)を揮毫。2010年に、皇后陛下御歌碑の前で、天皇陛下から「書いてくれてありがとう」と声をかけられたという。田所さんは「両陛下には、これからも健康に留意されてお過ごしいただきたい」。藤巻進町長は30日、議会9月会議の冒頭あいさつで、両陛下の軽井沢滞在について触れ「退位後も引き続き、軽井沢を静養で訪れて頂きたいと願っている」と思いを語っていた。

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