8月の浅間山の噴火、直前に微小地震が増加

 気象庁浅間山火山防災連絡事務所は9月9日に月例の定例説明会を開き、8月7日、同25日に起きた浅間山の小規模噴火について、水蒸気が発生し、圧力が高まることで起きる「水蒸気噴火」と説明した。また、山頂付近で観測される、振幅の小さな微小地震が7月末頃から噴火前にかけて増加していたことが、火口から概ね1kmの観測点「前掛西」の記録でわかったという。同事務所の北川賢哉所長は「今後も同じようなことが繰り返し起これば、水蒸気噴火が起きる1つの目安になるかもしれない」と話した。

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