ショー記念礼拝堂の隣地に マンション計画

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左側はショー記念礼拝堂、右側はショーハウス。
 旧軽井沢の二手橋近く約2000坪が広範囲に伐採されているのを、近くの別荘住民が見つけ調べたところ、マンションの建設計画があることがわかった。建築主はフージャース株式会社(東京都港区)で、2階建19戸のマンション1棟が建つ計画だ。



 場所はA・C・ショーが牧師を務めた、軽井沢で一番古い教会「ショー記念礼拝堂」のすぐ隣。明治期には横浜のクロフォード&カンパニーが所有したこともある土地で、昭和21年〜平成12年までは東京都港区のA家が所有し、苔庭の美しい別荘として知られていた。



 軽井沢町環境課へ出された植栽計画書によると伐採本数は156本、保存本数124本、新植栽本数174本。環境課の担当者は「完成すればすばらしい森になる」と話している。旧軽井沢の住民は「礼拝堂の庭では毎夏『ショー祭』が行われている。『軽井沢の原点』ともいえるこの辺りまでマンション開発が進むなんて」と驚いている。

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