集団接種、5月12日開始へ

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 軽井沢町は5月12日から、町中央公民館2階の講堂で、65歳以上の新型コロナウイルスワクチンの集団接種を開始。6974人の対象者に、4月14日から案内通知を発送した。翌15日から予約を受け付け、19日昼過ぎに5月分688人の申し込みを締め切った。5月30日〜7月8日分2070人の予約は、5月17日9時から、木もれ陽の里窓口、専用ダイヤル、ホームページで受け付ける。2回目の接種は、予約する必要がなく、1回目から3週間後の同じ時間に自動で設定される。国の方針に合わせ、町は一般高齢者への集団接種を7月末までに終える予定で、保健福祉課の担当者は「十分な供給量はあるので、焦らずに予約をお願いします」と呼びかけている。

 町は4月中に2回、集団接種のシミュレーションを実施。町内10医療機関の医師、看護士らも参加し、スタッフの配置、接種者の動きを確認した。ワクチン接種は2レーンを用意。検温、予診票確認、医師による問診を経て接種。その後は、15〜30分の待機時間がある。

 かかりつけ医などでの個別接種の予約は6月1日から、町内各医療機関で始める。軽井沢病院によると、町内医療従事者約310人は、5月14日までに2回目の接種が完了するという。

(写真:集団接種のシミュレーション(4月21日)。町職員が住民役を務め、接種までの流れを確認した。)

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