買い物支援のマッチングサービス 御代田町で全国初の運用スタート

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 軽井沢町でも運用されていた日常生活における買い物弱者支援のウェブシステム「えんじょるの」が、9月1日から御代田町社会福祉協議会の事業としてスタートする。

 買い物を依頼したい利用者と買い物をしてくるボランティアの援助者が、それぞれ情報を登録。利用者が電話を掛けると援助者にメールが一斉送信され、先着で決まった援助者に登録者の電話番号が通知されるシステムだ。社会福祉法人が取り入れるサービスとしては御代田町が全国初の取り組みとなる。援助者がボランティアとして社会福祉協議会に登録することで、利用者の「見知らぬ人に代行を頼む」という不安を解消。タイミングが悪くボランティアのマッチングが不成立の場合は、社会福祉協議会の職員が代行し、利用者はその日のうちに買い物をしてもらえる仕組みだ。御代田町の事業として始まることにより、町外での運用は一時停止となる。

 生活互助支援の会(えんじょるの)理事の美齊津康弘さんは「各地域の社協にアプローチし続け、初めて御代田町の社協さんが導入してくれたことがとても嬉しい。導入しやすいシステムで運用コストも安く、地域にもたらすメリットも多い。御代田町社協での運用を皮切りに全国の必要な地域で使って頂くため、これからも協力していきたい」と力強く語った。お問合せはTEL0267・32・1100。

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