地域活性化に一役、 「カーリングの町・軽井沢」のブランディングへ

 軽井沢町、軽井沢カーリングクラブ、スポーツコミュニティー軽井沢クラブの3団体で作る軽井沢カーリング活性化プロジェクト推進委員会は、カーリングを中心とした地域活性化事業を始めた。「カーリングの町・軽井沢」としてブランディングし、交流人口の増加による経済活動の活性化を目指す。北京冬期五輪が開かれる来年の2月に合わせて、軽井沢アイスパークの施設紹介や、軽井沢のスポーツ文化、歴史などの動画をYouTubeやSNSで配信していく。

 9月29日には商工会や観光協会などを交えたキックオフミーティングが開かれ、町内でカーリングを浸透させる方法について話し合った。参加者からはカーリングをしながら交流を深める「婚活カーリング」やワ--ケーション滞在者向けの体験会開催などの意見が挙がった。同委員会会長の内堀次雄さんは「軽井沢にはカーリングの歴史や、世界に誇れるカーリングホールがある。これらを活かして地域づくりをして、ビジネスにも活用してもらいたい」と話した。

 同事業は令和3年度地方スポーツ復興費補助金(スポーツ庁)を活用する。年度内にミーティングを計5回開く予定だ。
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