ふるさと納税返礼品で事業者支援へ

 軽井沢町は9月からふるさと納税(さわやか軽井沢ふるさと寄附金)の返礼品事業を始めた。コロナ禍で売り上げが落ちた事業者の支援と、町の魅力発信につなげる。寄附金額に応じてホテルの宿泊券やジャム、軽井沢彫など約60品目から返礼品を選ぶことができる。町は10月1日時点で169品目受け付けていて、随時追加される。町担当者は「ふるさと納税を通じて、事業者の販路拡大につなげていきたい」と話した。

 町は2008年からふるさと納税を実施。純粋に支援してほしいという思いから返礼品を設けていなかった。昨年度の受け入れ額は約3億7千万円でほとんどが学校を指定した教育機関への支援だった。軽井沢町は返礼品出品の申請を随時受け付けている。

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(写真:
ふるさと納税WEBサイトの「ふるなび」。

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