記念式典を開催 「軽井沢町」になって100年

 大正12(1923)年、東長倉村が「軽井沢町」に改称し町制をしいてから、8月1日で100年を迎えた。8月5日には町制施行100周年記念式典がプリンスホテルで行われ、国会議員や県会議員、ら多数の来賓と関係者が参列した。

 式典では、1973年の町制施行50周年の記念に制定された「町民憲章」の唱和、俳優の渡辺謙さんがナレーションを務めた記念映像の放映、町内3小学校の6年生らによる合唱披露などが行われた。

 土屋三千夫町長は「100年の伝統と独特の文化を活かしながら、持続可能な町として発展させなければならない。軽井沢町の魅力を豊かな自然環境に求める方が多いと思うが、今後、努力によりその魅力をさらに磨いていけば、訪問したい、住みたいという人の増加も予想される。開発と自然環境のバランスを考えた対応がさらに求められる」と式辞を述べた。式典後は軽井沢町のマスターアーキテクト・團紀彦さんによる記念講演もあった。100周年記念動画は町のYouTubeや町内各施設で放映される。

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式辞を述べる土屋三千夫町長

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