しいある倶楽部 軽井沢の環境保護
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豊かな緑が清澄な空気を作り出す

 最近は地球環境破壊の問題がクローズアップされています。木々の緑が空気の浄化作用に大きな役割を果たしていることは周知の事実ですが、ここ軽井沢にとっても木々の伐採や、交通渋滞などによって空気が汚れてきています。明治時代から『屋根のない病院』と呼ばれた軽井沢。それを維持するためには、一人ひとりが緑を大切に考え、美しい環境をつくる気持ちが大切です。 

大きな木がなぜ必要か

  大樹の下には清涼な大気が溜まり、心地よいそよ風を作り出します。別荘地の林道をサイクリングする心地よさは、この大きな木があるから感じられるのです。
 リスやムササビにとっても大樹が必要です。リスは小さな木にはやって来ません。外敵から身を守るため、すぐ逃げられるよう高い木に上ります。
  ムササビは高い木から飛び降りる習性があるので、大きな木が無くなると暮らしていかれません。いくら小さい木をたくさん植えても高い木がなければリスは行きません。
  野鳥もかなり減ってしまっています。自分の庭に、野鳥やリスが気軽にやってくる――それが本来の軽井沢の自然環境です。
   
常緑樹がなぜ必要か

 秋に葉が落ちてしまうと、春まで野鳥たちの隠れる場がありませ ん。野鳥やリスたちの隠れ場、雨や風、雪、寒さをしのぎ、外敵から身を守るためにも葉陰が必要なのです。
 軽井沢ではモミなど常緑樹の伐採が目に余るほど、頻繁に行われています。軽井沢が北欧のようなイメージで思い浮かべられるのは、 常緑樹のお陰ともいえます。
 人工的に植林された木ですが、軽井沢の気候風土にあっていたから育ちました。軽井沢のイメージを作り出してきたこれらの木々が伐採されたら、軽井沢らしさは大きく損なわれるにちがいありません。

木を切ることが必要な場合もあります

 木を守るために切らなくてはならない場合もあります。例えば木々 が密集しているためにお互いの成長をさまたげている場合、密集し ていると根が広がらないため木がやせるし、浅い根では倒れやすく なります。そんなときは間伐が必要になります。
 どの木を残すため にどれを切るかなどは専門家に相談しましょう。
しいある倶楽部で も相談に応じています(無料)。
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