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チャリティアート
昨年に引き続き、今年も知的障害者による作品展「もうひとつの絵画展」が、南軽井沢のギャラリー花の妖精で、6月25日〜30日まで開催された。高崎市のNPO法人『工房あかね』や、佐久市『こまば学園』から、絵画を中心にアートオブジェやポストカードなど多彩に展示。『工房あかね』代表の小柏桂子さんは「障害があっても、こんなことができるという彼らの可能性を知ってもらいたい」と話している。 |
軽井沢近郊の作家などの作品が一堂に
軽井沢町内の「ホテルマロウド軽井沢」にて、6月24日(金)から27日(月)まで、軽井沢ほか県内外の作家たちの作品を集めた展覧会が開催されている。
会場には作家本人も来場することもあるそう。初夏の軽井沢の散策がてら、直接アートと作り手に出会える絶好の機会だ。 ●開催日:6月24日(月)〜27日(月) ●問い合わせ:ホテルマロウド軽井沢 |
さわやか交流ソフトバレーボール大会in軽井沢
スポーツコミュニティー軽井沢クラブによる「第2回さわやか交流ソフトバレーボール大会in軽井沢」が、6月18・19日の2日間、軽井沢町社会体育館で開催された。 |
ナショナルトラストアカデミーはじまる
軽井沢ナショナルトラストが3回にわたって開催する『トラストアカデミー』の第1回目が6月11日浄月庵(旧・有島武郎別荘)で行われた。軽井沢ナショナルトラストの会長・中島松樹さんが、マディン別荘やウィン別荘など軽井沢の外国人が建てた別荘など、これまで調査した歴史的な別荘について約2時間講義した。軽井沢町で移築計画がある三井家別荘についても語り、「明治32年、三笠ホテルが建つ6年前にすでに本格的な洋館別荘が日本人の手によって建てられていた」と述べた。参加した人たちは「それぞれの別荘にある“軽井沢の物語”を知ることができ、とても興味深い」と話していた。 ●問い合わせ:TEL 0267-46-0055 |
ピッキオ、若いツキノワグマを捕獲
5月31日、軽井沢町内の別荘地において、1頭の若いツキノワグマが捕獲檻にかかっているのを発見、町からの委託を受けて保護管理を行っているNPO「ピッキオ」は、このクマの今後の行動を調査するため、6月1日、発信器を取り付け山奥への放獣を行った。クマの捕獲は今年に入って初めて。
ピッキオは98年の調査開始以来、28頭のツキノワグマを捕獲。現在は、今回のクマを含め8頭に発信器を付け、行動を追跡調査している。ピッキオによれば、今回のクマによるゴミ荒らしなどの被害などが報告された訳ではないが、日中の目撃情報があったため捕獲檻を仕掛けた、とのこと。 |
HEARTLAND KARUIZAWA
世界でも稀な素描のみの公募展「ハートランド軽井沢ビエンナーレ2005」の授賞式が4月29日、旧軽井沢の脇田美術館中庭で行われた。2003年、六本木ヒルズ内ハートランドビールのコンセプトショップ誕生に合わせてスタートしたこのビエンナーレは今年で2回目。応募総数630件の中から選ばれた4人のコメントは――。
○ビール瓶がはじけるカラフルな絵を描いた和泉賢太郎さん
審査にあたった造形作家の脇田愛二郎さんは、「ハートランドビールをモチーフに広く自由な意味での素描を募りました。テーマを与えられることによって、自分の持っていなかった面が出たり、意外な発見があったりして作家にとっても楽しい公募展です」と語った。 |
桜の開花とともに華やかにオープン
ソニー名誉会長の大賀典雄さんが退職金を寄付し、軽井沢町矢ヶ崎公園内に建設された「軽井沢大賀ホール」が、4月29日に開館した。記念式典に続き、東京フィルハーモニー交響楽団による公開リハーサルが行われ、理想的な音響を追求した五角形サラウンド型ホールで、早速美しいハーモニーが披露された。
続いて、翌日にこけら落としコンサートを控えた韓国出身の世界的指揮者チョン・ミョンフン氏率いる東京フィルの公開リハーサルが行われ、ベートーベンの「田園」が出席者に披露された。 |
軽井沢の原点を伝える絵本
軽井沢を避暑地として見いだし、その後のリゾート地軽井沢の原点を築いたとされるカナダ人宣教師A.C.ショーの足跡を辿った絵本が、歴史的建築物の調査・記録、保存活動に取り組むボランティア団体「軽井沢ナショナルトラスト」より発刊された。
絵本は、4月23日、ホテルブレストンコートで行われた出版記念・贈呈式の席上で、「軽井沢ナショナルトラスト」より、軽井沢町教育委員会を通して軽井沢中学校1・2年の全生徒500人に寄贈された。中島松樹軽井沢ナショナルトラスト会長は「この絵本が多くの人たちから愛され、軽井沢に素晴らしい文化遺産があることを広く知らせる機会となれば」との願いを語った。 ■『ショーさん物語 〜避暑地軽井沢のはじまり〜」 |
環境問題に意識を持ち、身の回りのできることから 軽井沢町の企業や行政機関が一体となって環境保全に取り組む「軽井沢環境ネットワーク」が4月20日発足し、中央公民館で設立総会が開催された。 |
建物に秘められた物語を知ろう 園内に、旧・軽井沢郵便局舎(現・深沢紅子野の花美術館)や小説家の堀辰雄、有島武郎らの別荘が移築保全されている「軽井沢タリアセン」では、この春から、スタッフが建物の由来や歴史にまつわるエピソードなどを紹介する「歴史建物ガイド」をスタートさせる。これまで何気なく訪れていた建物に隠されたストーリーを知れば、軽井沢の魅力がさらに深まるのでは。 第一期の見学場所は、堀辰雄山荘、野上弥生子書斎、有島武郎別荘、夏の家(ペイネ美術館)、旧・軽井沢郵便局舎(明治四十四年館)。 ●開催日:4/15〜6/15までの火・木曜(4/29〜5/8は除く) ●問い合わせ:軽井沢タリアセン TEL 0267-46-6161 |
天皇皇后両陛下よりいただいた 4月2日、軽井沢町植物園でアサマキスゲ(ユウスゲ)の種子9200粒が町民に配られた。10時の配布予定だったが、まだ寒い中を朝早くから人が集まり、8時半より配られた整理券も9時45分には終了するほどの盛況で、その後も次々訪れては残念そうに帰っていく人も多かった。 今回配布された種子は、天皇皇后両陛下が昨年秋から夏にかけて、吹上御苑内御所のお庭で採取され秋に町へ届けられたもの。町中に咲かせて欲しいと町長と植物園側が相談し、今回初めての住民への配布となった。天皇陛下からユウスゲの種が贈られるのは昭和55年8月から数えて今回が5回目。配布後、職員の説明を聞き、育て方について熱心に質問する人々も多く見られた。アサマキスゲは4月にプランターなどに種を蒔き、その後移植をして花を咲かすのは4年後とのこと。訪れた人は「広報で知って、関心がありました。ユウスゲはやわらかないい色の花が咲くので楽しみです。」「せっかくの機会なので大切にプランターに育てて庭にきれいに咲かせたいです」と嬉しそうに語っていた。 |