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モミの木の別荘

2008年05月18日 16:42

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高崎市美術館へ行ってきました。

「アントニン&ノエミ・レーモンド展」を開催しています(5月25日まで)。

レーモンドを知らない人でも、軽井沢の聖パウロ教会の設計をした建築家といえば「あの 敵な

建築」と思っていた けるでしょう。

ノエミさんは奥さまで、グラフィック&インテリア・デザイナーとして活躍しました。

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高崎市美術館主催の『軽井沢でのレーモンド建築見学ツアー』が先日、行われ私も参 しました。

ここは、レーモンドの「新スタジオ」と呼ばれる彼のアトリエ兼別荘 ったところ。

今はレーモンドに師事した建築家・北澤さんの別荘になっています。北澤さんは、当時のままの姿で

大切にこの別荘を守り続けています。

この別荘を以前に取材させていた いた記事が夏号に再掲載となりますので、関心のある方は、

ぜひご覧く さい。

この日は約50人が参 しました。写真右は建物の特徴を説明する北澤さん。

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聖パウロ教会などを見たあと、いよいよ、この日のハイライト「モミの木の別荘」の見学です。

私は17年くらい前に見学して撮影もさせていた いたことがありますが、所有者がその後代わり、

15年間そのままの状態で放っておかれたのでした。軽井沢ナショナルトラストの理事が何回か足を

運んでその価値を説得し、ようやく今回、公開されたのです。

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どこへ消えたのか、中にあった家具はありません。私が撮影したときにはノエミ夫人デザインの

敵な家具がありました。所有者が代わったときには既に無かったということで、残念です。

レーモンドの特徴がよく出ている建物で、すべての部屋から庭に流れる小川の小さな滝が眺めら

れ、部屋からの視線が大きなモミの木に集まるように設計されているという 晴らしい別荘です。

一般の人が見学できるのはこれが最初で最後とのこと。もったいないですね。

誰も使う人がいないこの別荘はこれからどうなるのでしょう。

アメリカのレーモンド展ではカタログの表紙にこの別荘の写真が使われたそうです。ということは、

レーモンドの作品の中でも代表的な建物ということですね。

れか、この別荘を購入して、北澤さんのように守ってくれる人はいないでしょうか?

(編集長)

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