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かごいっぱいに野の花を摘んで

2015年06月22日 18:11

 梅雨の晴れ間のある日、マリン記者は後輩記者Aと、軽井沢を代表するリゾート施設「星のや」へと出かけました。
マリン記者「メインダイニング『レストラン嘉助』のグルメ取材かな?」
A記者「残念ながら違うみたいです。『軽井沢サロン』というイベントがあるみたいですよ」

 西洋と日本の文化が交差する軽井沢で、改めて日本文化に触れる、をモットーに行うサロンです。今日は挿花家の金子千恵さんを講師に迎え、軽井沢の草花を活ける会。
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 まずは広い敷地内を散策。先生から草花のレクチャーを受けながら、気に入った花を摘んでかかごに入れます。みなさん童心に帰ったように、緑の中に入っていきます。かごいっぱいの花たちは、活けなくても十分絵になる佇まい。

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マリン「先生、お着物姿なのに歩くのがとっても早いね」
O記者「ほんと、鮮やかな裾捌き!」

 1時間ほどの散策を終えてロビーに戻ると、夏らしい花器が並んでいます。自分のお気に入りを選んだら、いよいよ自由に花を活ける作業。最初は「悩むー」、「難しい!」と賑やかだった参加者の皆さんも、次第に無言になっていきます。

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 完成した作品は、「星のや」のロビーやラウンジに飾られました。

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マリン「自分の活けた花が色んな人に見てもらえるなんて、嬉しいね」

 最後はテラスで歓談タイム。先生を囲んで、お茶やお菓子を楽しみながら、感想を話し合います。
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A記者「この季節の軽井沢は本当に爽やかですね。みなさんテラス席でとっても気持ちよさそう…あれ、マリン先輩?」
マリン「むしゃむしゃ、みなさんどの作品も個性があって素晴らしかったです!もぐもぐ…」

 花より団子、いや、花も団子も満喫したマリン記者でした。
 軽井沢サロンlは「星のや」宿泊者以外も参加できるとのこと。今後はお茶やカメラについて学ぶ会が予定されています。

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