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軽井沢風越公園総合体育館が完成 竣工式典でファーストサーブ

2014年06月28日 14:58

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 軽井沢町が風越公園に整備していた軽井沢風越公園総合体育館が完成し6月28日、竣工式典があった。施工、設計を担当した業者や町の関係者ら約150人が出席し、テープカットなどが行われた。式典の最後には、藤巻進町長らが打ったバレーボールを、地元の女子小学生のバレーチーム「軽井沢ジュニアバレーボールクラブ」が受ける「ファーストサーブ」もあった。

 チームの副キャプテンで、軽井沢西部小6年の宮崎純歌(すみか)さんは「体育館が広いから、ちょっと緊張しちゃったけど、打つときは落ち着いてできた」。チームは同体育館で9月に開かれる、佐久地区のバレーボール大会に出場予定。メンバーで中部小6年の望月唯菜さんは「6年生は最後の大会。新しい体育館で悔いのないよう頑張りたい」と話していた。
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 体育館の利用開始は7月1日。鉄骨一部鉄筋コンクリートの地下1階地上2階建て、延べ床面積は約6894㎡。1階メーンアリーナは2132㎡で、天井の高さは12.5m。バレーボールは3面、バスケットボールは2面が取れる。公式競技基準に合わせたので、プロ競技も開催できる。2階には426の観覧席と、アリーナを囲む200mのランニングコース設置。地下には、電動収納式タタミを備えた柔剣道場、ダンスや卓球などができるスタジオを整備した。

 照明器具は全てLEDで、南側壁面には売電用の太陽光発電パネルを取り付けた。防災備蓄庫、マンホールトイレ(10カ所)、避難用電源を設置し、発地、風越地区の災害時の拠点ともなれるよう整備。当初は3月末の竣工を予定していたが、東日本大震災による資材や働き手の不足、2月の大雪の影響で遅延。事業費は18億7950万円で、3億1900万円は国の社会資本整備総合交付金をあてた。
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 町は、冬季スポーツ競技人口の増加、観光振興のため、2010年度より風越公園整備事業を開始。これまで公園内に屋外スケートリンク、通年型のカーリング場「軽井沢アイスパーク」などを整備。今年4月にはスカップ軽井沢のプールの通年化改修が終了した。今年度中にグラウンドの人口芝化、駐車場(415台)の整備を行い、一連の事業を終える。

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グアムの交換留学生5人を観光客役に、軽井沢高校で英語のロールプレイ

2014年06月20日 09:56

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 ロータリークラブの交換留学生として軽井沢町に滞在しているグアムの高校生5人が軽井沢高校に体験入学し、6月19日、3年生の「グローバルスタディコース」の授業で、英語を使ったロールプレイ(役割演技)に参加した。本年度から必修科目に加わった「観光」の授業で、英語の観光ガイドなどを行う「軽井沢ガイドサービス」の通訳案内士、永島千絵さんが特別講師を務めた。

 ロールプレイは、軽井沢の土産店で外国人観光客が買い物する場面を想定した。グアムの高校生が外国人観光客、軽井沢高生がショップスタッフと通訳者の役を担当。「Tシャツはありますか」「白と青があります」といったやりとりを、通訳役の生徒が訳して思いを伝え合った。

 会話の最後には、グアムの生徒が「ところで」に続く独自の質問を用意。「この辺りで泳げるところはありますか」「軽井沢は冬に雪が降りますか」といった予期せぬ質問も、生徒が上手く訳して対応した。

 授業後、軽井沢高校の大井千華さんは「ネイティブの人と話せる機会があるのは嬉しい」。グアムの生徒からは「グアムの日本語の授業でも、先生にロールプレイの方法を勧めてみたい」との声も。永島さんは「予期せぬ質問にも堂々と対応していた。度胸がある」と話していた。 

 軽井沢とグアムのロータリークラブは1972年から姉妹提携を結び、毎年3月と6月に生徒が行き来している。今回、軽井沢を訪れているグアムの生徒は16~17歳の男女で、14日から24日まで町内に滞在する。

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特定外来生物「アレチウリ」ゴミ袋8つ分、ボランティア団体ら駆除

2014年06月17日 18:33

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 軽井沢町で自然環境の保全に取り組むボランティア団体「軽井沢サクラソウ会議」は6月17日、油井地区で確認された特定外来生物「アレチウリ」の除去作業を行った。同会議の会員や町生活環境課、町社会福祉協議会の職員、油井地区の住民ら20人が、1時間半かけてゴミ袋8つ分のアレチウリを抜き取った。

 アレチウリは北米原産のウリ科の一年草で、キュウリに似ている。葉や茎に白毛やトゲがあり、9月下旬に熟す果実は星形で、やはり硬いトゲがついている。育つスピードが早く、長いツルと20cmほどに育つ葉が、低木や他の在来植物を覆って枯らしてしまうことから、長野県も駆除運動に取り組んでいる。

 町生活環境課が、2013年の「広報9月号」で「アレチウリを見つけたら連絡を」と呼びかけたところ、10月に地元住民から通報があり、油井地区の農地約330㎡の斜面一面にアレチウリが発見された。既に果実がなり、種子を運んで広げてしまうおそれがあったため、今年の芽生えまで待って駆除することになった。
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 除草剤や機械を使うと、サクラソウ、ツルカメバソウなどの在来植物にも影響が出ることから、除去はすべて手作業。参加者が横一列に並び、一斉に上方へ登りながら手で抜いた。芽生え時期は10月まで続くため、同会議は少人数で月一回は見回って駆除作業を行っていくという。

 アレチウリは、町内では2012年に杉瓜の林道で初めて確認。茂沢のゴルフ場、鳥居原の農園でも見つかり、今回の場所が4カ所目。同会議事務局長の今城治子さんは「町内の他地域にも広がっていることが考えられる。アレチウリかどうか疑わしい植物があれば確認に伺うので、ご連絡ください」と呼びかけている。問い合わせは、軽井沢サクラソウ会議(TEL0267-48-3512)まで。

(写真左下:アレチウリ)

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丸山珈琲の井崎英典さん、バリスタ世界チャンピオンに

2014年06月13日 13:59

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「2014ワールドバリスタチャンピオンシップ」(イタリア・リミニ、6月9日〜12日)に出場した、丸山珈琲小諸店のバリスタ井崎英典さんが、日本人で初めて世界チャンピオンになった。大会には54の国と地域からそれぞれ代表者が参加。制限時間内に3種のドリンク(エスプレッソ、カプチーノ、ジグネチャービバレッジ)を作り、その過程や味が評価される。

 井崎さんは2009年に丸山珈琲入社。昨年も日本代表として同大会に出場し13位だった。同社はホームページで、井崎バリスタの優勝を報告し、「この日まで、ご支援とご協力を賜りました関係者の皆様、また井崎バリスタを長く見守り続けてくれました丸山珈琲のお客様をはじめ、日本から応援してくださいましたすべての方に、この場をお借りして御礼申し上げます」とコメントを寄せている。

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「アンパンマン誕生の背景に戦争体験」やなせたかしさん担当の編集者語る

2014年06月09日 15:32

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 ペイネ美術館は6月8日、「アンパンマン」シリーズの出版元「フレーベル館」の編集者、天野誠さんのトークショーを軽井沢タリアセンのレストラン湖水で開いた。アンパンマンの作者、やなせたかしさんとの思い出や創作にまつわる話を語った。

 天野さんは、やなせさんの生い立ちにふれ、アンパンマンが生まれた経緯を紹介。日本陸軍として日中戦争に出征したやなせさんは終戦後、日本に戻ってから弟が戦死していたことを知る。「戦争の愚かさ、飢えることの辛さを身にしみて感じ、それがのちに、アンパンマンを創作するベースになった」。

 東日本大震災後、やなせさんは被災地にアンパンマンのポスターを配ったり、岩手県陸前高田市に一本松をモチーフにしたハンカチやCDなどのグッズを制作し版権ごと寄付するなど、精力的に活動した。「被災地で『アンパンマンのマーチ』が力を与えていると知り、嬉しかったのだと思う」と天野さん。

 晩年、入退院を繰り返したやなせさんだが「入院中でも病室で仕事をして、締切に遅れたことは一度もなかった。94歳で亡くなる最後の最後まで現役そのもの」と明かした。

 講演を聞いた東京都の男性は「震災で困っている人を勇気づけるやなせさんに、アンパンマンが重なった。これからも作品は多くの人を元気にしてくれると思う」と話していた。

 ペイネ美術館は7月22日まで「やなせたかしとレイモン・ペイネ」展を開催中。やなせさんの原画作品約30点と、やなせさんがファンだったペイネの作品も合わせて展示している。問い合わせはペイネ美術館(TEL0267-46-6161)まで。

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軽井沢青年会議所 創立40年の記念事業を発表

2014年06月05日 16:38

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 今年、創立40周年を迎える軽井沢青年会議所が6月3日、メディア懇談会を開き、事業計画を発表した。

 発表によると6月29日、「軽井沢の未来を考える」をテーマに軽井沢プリンスホテルでシンポジウムを開催。同会議所の袖山尚理事長と、内閣府兼復興大臣政務官の小泉進次郎さん、今年8月に開校するインターナショナルスクール・オブ・アジア軽井沢(ISAK)の代表理事、小林りんさんの3人がパネリストを務める。時間は14時〜15時半。入場は無料で定員は先着400人。

 また、8月2、3日には「第一回JCカップJr.カーリング大会」を主催することを発表。小学生〜高校生を対象に、初心者と経験者向けの2つのリーグを行う。世界で活躍する選手の育成を目標に、「今までジュニア大会の開催されていない夏に、練習の成果を発揮してほしい」と袖山理事長。さらに、今年度中には軽井沢、御代田両町と災害時に人員協力する協定を結ぶ話を進めていることも報告した。

 問い合わせはTEL0267-46-1445(軽井沢青年会議所事務局)

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トンボの湯で湯上り朗読会

2014年06月04日 09:56

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  軽井沢にゆかりある作品の朗読劇などを行っている「軽井沢演劇部」は6月14日、村民食堂で「湯上り朗読会」を行う。
 星野リゾートの前身である星野温泉が営業開始してから、今年で100年。朗読会では星野温泉の3代目・星野嘉助が著した「やまぼうし」を取り上げ、同書に描かれている星野温泉を訪れた文化人たちのエピソードや著作を、トークを交え朗読する。
 チケットにはトンボの湯入浴券一回分が付く。

湯上り朗読会―星野嘉助「やまぼうし」を読む

日時:6月14日(土)13:30開演
場所:軽井沢星野エリア 村民食堂2階
出演:矢代朝子 坂本岳大 岩崎大(Studio Life)
定員:50名
料金:前売2000円、当日2400円※トンボの湯入浴券1回分付
問い合わせ:TEL 0267‐44‐3580(トンボの湯)

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