10ヵ国の手作り料理ずらり 国際交流楽しむ「ポットラック」

160130.jpg 軽井沢町は1月30日、町内に暮らす外国籍住民や町民が持ち寄った手作り料理を味わいながら親睦を深める「軽井沢ポットラック交流会」を町中央公民館で開いた。アメリカ、ロシア、ネパール、タイなど、10の国と地域の料理20種が並び、約100人が食事を楽しみ会話に花を咲かせた。

 料理を持ち寄って開く欧米のパーティー「ポットラック」に倣った企画で4回目。町内在住のアイタラム・タマンさんは、自身の生まれ故郷であるネパールのカカニ村でよく作られるカレーを持参。「村でよく採れる大根や地鶏が入ったおもてなし料理」と説明。町内の太田尚城さんは「辛味はなく、細かく刻んだパクチーがよく合う」。

 春巻きの皮でジャガイモやカレーソースを包んだインド料理「サモサ」を味わった軽井沢中部小5年の女子児童は、「外はパリパリで、中はやわらかいジャガイモ。初めて食べたけど、一番おいしかった」と話した。

 全寮制の国際高校「インターナショナルスクールオブアジア軽井沢(ISAK)」の生徒7人は、前日に作った台湾の家庭料理で、豚バラ肉の角煮をご飯にのせた「ルーローハン」を持参。同校のタイ出身の一年生、キャビン・リュウさんは「違う国の料理や文化に触れられるとてもいいイベント。楽しめたし、料理もどれもおいしかった」と話した。

 ステージでは、ISAKの生徒による学校紹介や、軽井沢吹奏楽団による音楽演奏もあった。

塩田家具

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