千曲川ワインバレー特区加盟後、初のワインイベント開催

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 軽井沢ワインデイ(主催:軽井沢若葉まつり実行委員会)が5月18日にJR軽井沢駅で開かれ、町内外の醸造所らがワインの試飲・販売会を開催した。軽井沢アンワイナリーや坂城葡萄酒醸造、マンズワイン(株)小諸ワイナリーなどおよそ10件の醸造所が駅コンコースにブースを設置、訪れた観光客らが足を止め、ワインを片手に醸造家らの説明に聞き入っていた。

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 試飲・販売会の前には、さわやかホールでオープニングセレモニーが開かれ、土屋三千夫軽井沢町長や小泉俊博小諸市長、信州ワインバレー構想推進協議会会長の成澤篤人さんの3名による乾杯でスタート。続くトークセッションでは、信州ワインの現状やワインツーリズム、プロモーションの課題や展望について3名が意見を交わした。

 軽井沢町は去年、千曲川ワインバレー特区に参画。軽井沢にもワイナリーが誕生し、土屋町長は「将来的に軽井沢産のブドウでワインを作ることも視野に入っている」とし「軽井沢という場を生かして、連携しながら信州ワインの知名度を広めていきたい」と話した。

 町観光課の担当者は「軽井沢を拠点に他の地域のワイナリーを訪れるなど広域で連携し、軽井沢の長期滞在につなげたい」と取り組みへの展望を語った。

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