福井の"ほんもの"に触れる「手仕事展」、軽井沢発地市庭で6/14、15に
福井県越前市、鯖江市の企業による任意団体「誇りの國ふくいほんもの手仕事協會」が6月14、15日、同県の伝統工芸品や地場産業を発信する「ほんもの手仕事展」を、軽井沢発地市庭のイベントスペースで開く。福井県と軽井沢町の連携協定にもとづくイベントで3回目。各メーカーの担当者が製品について説明し販売も行う。
(「マルイチセーリング」は、「マルゥ・メゾン」のブランドで牛革バッグも製作。)
出店しているのは、家具・鞄メーカー「マルイチセーリング」、めがね販売の「ボストンクラブ」、越前打刃物「龍泉刃物」、刃物鋼製造メーカー「武生特殊鋼材」、越前漆器「土直漆器」、越前和紙縁起細工「オフィス雅惠」、和紙商品企画販売「杉原商店」の7社。
(星野リゾートの浜田統之シェフがボキューズ・ドールで使用し、世界に名が知れ渡った「龍泉刃物」の包丁)
今年初出展の「オフィス雅惠」は、人間国宝の岩野市兵衛氏が漉いた越前和紙から作る縁起細工を展示販売。山うにたこ焼き、越前おろしそば、福井の田舎惣菜などを味わえる飲食ブースもある。
(越前和紙の端紙を巻き、装飾する技法による和紙細工)
協會長の小林幸一さんは「初めていらっしゃる方には、ぜひ手に取っていただいて、昨年、一昨年購入いただいた方には、使った声を聞かせてほしい」と話している。時間は14日が10~17時、15日が10~16時。
(「ボストンクラブ」はオリジナルの日本産メガネや、サングラス、アクセサリーを販売)