


プロをコーチに練習開始!キッズテニススクール
風越公園総合体育館で毎週水曜日に行われている、6歳〜小学3年生が対象の「キッズテニススクール」。南ヶ丘の「軽井沢インドアテニスコート」で講師を務めるプロテニスコーチの池城昌史さんをコーチに子供たちは練習に励んでいる。この日は小学2、3年生の子どもたちが3人集まり、ストロークやボレー、サーブなどの練習を行った。「テニス人口を増やしたくて始めた。この教室では楽しみながらボールやラケットの感覚に慣れてもらいたい」と池城さん。練習後子どもたちは「テニスが好き!ボールを打っているときが楽しい!」と笑顔を見せた。時間は17:30〜18:30。月謝7,200円。TEL0267-48-0077
昆虫目掛けて一目散! 軽井沢昆虫クラブ
「里山を楽しむ」をコンセプトに田んぼや古民家活用などの活動をしている軽井沢ネイチャークラブは春から秋にかけて月に1度、昆虫と触れ合う「軽井沢昆虫クラブ」を実施している。6月3日に行われたクラブには東京や軽井沢町内から子ども6人が集まり、塩沢地区の荒熊農道と千ヶ滝に虫採りに向かった。昆虫を見つけるとまっしぐらに走り、虫網で採集。その後の勉強会では「あるなしクイズ」を交えて昆虫について学び、部長で高校1年生の五井野響太郎さんが標本の作り方を子どもたちに実演して見せた。五井野さんは「みんなで昆虫と楽しくふれあいたくてクラブを立ち上げた。どんな人でも参加して、昆虫好きな人はさらにのめりこんでほしい」と話している。
昆虫クラブは全国からHPで参加者を募集している。次の活動は7月16日。問い合わせはTEL080・5140・1418
難民を助ける会会長 相馬雪香 さん

1990年の夏、相馬雪香さんに初めてお会いした。雪香さんは「憲政の神様」と言われた政治家・尾崎咢堂(行雄)とテオドラ夫人の娘として生まれ、幼少の頃から夏は軽井沢で過ごして来た。この日は旧軽井沢の別荘に伺い、軽井沢の思い出や父・咢堂から学んだことなどを語っていただいた。
「第一次大戦の後にヨーロッパを見て回った父は、戦争をしてはだめだということを強く感じて帰って来ました」。大正13年、当時の日本は軍国主義の道を走っていたが、咢堂は軍縮を主張した。「世の中の動きと反対のことを言ったので、刺客とか壮士とかいう人達が家に踏み込んできて、それはもう大変でした」。まだ子供だった雪香さんは学校で教えられることと、父の言っていることが違うので困惑したが、どんなときでも批判力をもって、自分なりに考えなくてはいけないということをこのとき学んだという。咢堂の精神は少しずつ小さな雪香さんの心に受け継がれていった。
「新聞は1紙だけじゃだめよ」と言った雪香さんの言葉が強く心に残っている。雪香さんは毎朝5紙を読み、そのうちの2紙は英字新聞だった。一つのニュースでもとらえ方が幾つもある。様々な見方を知った上でよく考えなさい、ということを教えていただいた。
昭和12年に軽井沢で知り合った相馬恵胤氏と結婚。雪香さんは結婚後も、世界の平和を願った咢堂の教えを伝えるために自らも奔走し行動した。「軍備の再武装ではなく、道義と精神の再武装が世界の平和をもたらす」というMRA運動に力を入れ、日韓女性親善協会にも関わり世界を飛び回った。「難民がいるのに何もしない日本人ではいけない」と『難民を助ける会』を設立。連携して取り組んだ地雷禁止国際キャンペーンはノーベル平和賞を受賞した。
最後にお会いしたのは雪降る軽井沢駅だった。「これから会議で韓国へ行って来ます」と歩いていく雪香さんは90歳を超えていたがお元気そうだった。亡くなるまで信念を持って行動した雪香さんの一生は凛として輝いていた。
「第一次大戦の後にヨーロッパを見て回った父は、戦争をしてはだめだということを強く感じて帰って来ました」。大正13年、当時の日本は軍国主義の道を走っていたが、咢堂は軍縮を主張した。「世の中の動きと反対のことを言ったので、刺客とか壮士とかいう人達が家に踏み込んできて、それはもう大変でした」。まだ子供だった雪香さんは学校で教えられることと、父の言っていることが違うので困惑したが、どんなときでも批判力をもって、自分なりに考えなくてはいけないということをこのとき学んだという。咢堂の精神は少しずつ小さな雪香さんの心に受け継がれていった。
「新聞は1紙だけじゃだめよ」と言った雪香さんの言葉が強く心に残っている。雪香さんは毎朝5紙を読み、そのうちの2紙は英字新聞だった。一つのニュースでもとらえ方が幾つもある。様々な見方を知った上でよく考えなさい、ということを教えていただいた。
昭和12年に軽井沢で知り合った相馬恵胤氏と結婚。雪香さんは結婚後も、世界の平和を願った咢堂の教えを伝えるために自らも奔走し行動した。「軍備の再武装ではなく、道義と精神の再武装が世界の平和をもたらす」というMRA運動に力を入れ、日韓女性親善協会にも関わり世界を飛び回った。「難民がいるのに何もしない日本人ではいけない」と『難民を助ける会』を設立。連携して取り組んだ地雷禁止国際キャンペーンはノーベル平和賞を受賞した。
最後にお会いしたのは雪降る軽井沢駅だった。「これから会議で韓国へ行って来ます」と歩いていく雪香さんは90歳を超えていたがお元気そうだった。亡くなるまで信念を持って行動した雪香さんの一生は凛として輝いていた。
そうま ゆきか
1912年生まれ。女子学習院卒業。1946年日本リーダーズダイジェスト社入社。1978年日韓女性親善協会設立。1979年難民を助ける会設立。1984年国際MRA日本協会設立。同年勲三等瑞宝章受章。韓国政府より修交勲章崇礼章受章。1999年カナダ政府より「世界平和と人道援助促進功労表彰状」受賞。その他多数受賞有 2008年11月96歳で逝去。
1912年生まれ。女子学習院卒業。1946年日本リーダーズダイジェスト社入社。1978年日韓女性親善協会設立。1979年難民を助ける会設立。1984年国際MRA日本協会設立。同年勲三等瑞宝章受章。韓国政府より修交勲章崇礼章受章。1999年カナダ政府より「世界平和と人道援助促進功労表彰状」受賞。その他多数受賞有 2008年11月96歳で逝去。
遊んで、鍛える空手道 SC軽井沢の空手・礼儀作法教室
4才~小学生が対象の「SC軽井沢の空手・礼儀作法教室」には約20人の子どもが所属し、毎週火曜日17:00~18:30、風越公園総合体育館で空手の稽古に励んでいる。組手やパンチなどの練習はもちろん、サッカー鬼ごっこなどボールを使った遊びも多く、この日参加した13人の子どもたちは体育館を駆けまわっていた。「ここは運動の基礎をつくる場。上級生が下級生のめんどうを見ることで社会性が身に付く」と指導者の鈴木美智男さん。同教室に参加して8年目の軽井沢東部小学校6年の柳澤紗菜さんは「空手を始めてから精神的に強くなり、何事にも積極的になった」と話した。
自己ベスト更新目指し切磋琢磨
陸上クラブ「軽井沢A&AC」

当時軽井沢中部小教諭で、現在上田第一中学校教諭の跡部定一さんが中心となり、6年前に発足した陸上クラブ。
軽井沢を含む佐久エリアの小・中学生46人が所属し、主に土曜の午前中、町内のクラブ専用練習場で活動。小・中学生が同じメニューに取り組み、下級生は上級生の背中を追いかけ、上級生は下級生を気にかけながら練習は進む。
今年はクラブ発足以来最多の4人の中学生が、各種目の参加標準記録を突破しジュニアオリンピック陸上競技大会(10/27~29、横浜日産スタジアム)出場を決めた。
クラブ長で軽井沢中学2年の土屋ほのかさんもそのうちの一人で、100mハードルに出場。「自己ベストを更新し、表彰台に立ちたい」と意気込んでいる。
軽井沢を含む佐久エリアの小・中学生46人が所属し、主に土曜の午前中、町内のクラブ専用練習場で活動。小・中学生が同じメニューに取り組み、下級生は上級生の背中を追いかけ、上級生は下級生を気にかけながら練習は進む。
今年はクラブ発足以来最多の4人の中学生が、各種目の参加標準記録を突破しジュニアオリンピック陸上競技大会(10/27~29、横浜日産スタジアム)出場を決めた。
クラブ長で軽井沢中学2年の土屋ほのかさんもそのうちの一人で、100mハードルに出場。「自己ベストを更新し、表彰台に立ちたい」と意気込んでいる。


- 127年目の軽井沢Vol.1~5
- 127年目の軽井沢Vol.6~9
- Essay 小宮山洋子(ジャーナリスト)
- EVENT REPORT
- FRESH Karuizawa 20's
- FRESH Karuizawa 20's 第4回佐々木織さん(29歳)
- FRESH Karuizawa 20's 第5回佐々木織さん
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- 軽井沢が見える万華鏡② No.6~10
- 軽井沢が見える万華鏡③ No.11~15
- 軽井沢が見える万華鏡④ No.16~20
- 軽井沢が見える万華鏡⑤ No.21~25
- 軽井沢が見える万華鏡⑥ No.26~30
- 軽井沢が見える万華鏡⑦No.31~35
- 軽井沢で出会った人々 vol.9
- 軽井沢で出会った人々 vol.01
- 軽井沢で出会った人々vlo.11
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- 軽井沢ライフ探訪