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軽高生が軽井沢彫のオルゴール製作 職人の実演を間近で見学

2012年05月31日 15:23

 軽井沢高 は5月31日、3年生の選択科目「総合芸術」の授業で、地元の伝統工芸である軽井沢彫の職人を講師に迎えた。週2回ある同科目を選択した11人の生徒は、夏休み前までに、表面に軽井沢彫を施した木製のオルゴールを製作。その間、大坂屋家具店の職人、飛田和健彦さんが同 を3回訪れ講師を務める。
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 この日、飛田和さんは、輪郭に切り込みを入れる「ノミ打ち」、モチーフを浮かび上がらせる「さらい」、三つ又に分かれた釘で小さな穴を作る「星打ち」など、彫りの工程を実演しながら 々に説明。「木には逆目(さかめ)と 目(ならいめ)があるので、滑らかに彫れる 目の方向から彫るように」などとアドバイスしていた。モチーフの桜が浮かび上がる様子を間近で見ていた生徒からは「すごい」などと声が上がった。

 授業を受けた同高3年の林充憲君は「職人技という感じで、軽井沢彫に惚れ直した。小学 でも軽井沢彫作品を作ったが、今ならより上手くできると思う」と話していた。

驚きやワクワク、感動をスイーツで 「スイーツサーカス」テーマに「軽井沢スイーツ博」

2012年05月24日 18:11

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 ホテルブレストンコートは8月7日から10日まで、趣向を凝らした演出でオリジナルのスイーツを提供する「第7回軽井沢スイーツ博」を開く。「スイーツサーカス」をテーマに、同ホテルパティシエが考案したスイーツや都内有名店のスイーツの数々を味わえる。

 期間中、メイン会 「ステージ」では、炎や水、光や音楽などを駆使した演出とともに、スイーツが次々と登 。球状の飴細工に包まれたピーチメルバが風船とともに登 したり、ケーキを青い炎で包んで焼き上げる演出も。フィナーレは、同ホテルパティシエ総出で、一枚の絵を描くように一つの作品を目の前で作り上げる。
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 他にも、都内有名店などの50種類のスイーツが並ぶ「バザール」、信州食材で作った世界各地のスイーツを楽しめる「ジャーニー」なども同ホテル内各会 で実施。昨年は「スイーツバカンス」をテーマに、寛ぎやリラックスを表現したが、今年は一転。「サーカスのような驚きやワクワクドキドキ、感動といった動的な部分を楽しんでほしい」と同ホテル総支配人の吉川竜司さん。

 また関連イベントとして、製菓系の学生を対象にした「軽井沢スイーツ博コンクール」を開催。7月に課題食材「カシス」の収穫からスイーツ製作まで行い、同ホテル総料理長の浜田統之シェフや食通で知られる俳優の辰巳琢郎さんら7人が審査。スイーツ博最終日の8月10日に審査結果を発表する。
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<第7回軽井沢スイーツ博>
日程:8/7(火)~10(金)10:00~20:00
:ホテルブレストンコート

メイン会 「ステージ」はチケットが必要。
8/7(火)~9(木)が1日3回(11:00~、14:00~、17:00~)、
8/10(金)が2回(11:00~、14:00~)。
料金は一人3500円で抽選制。購入方法は、ホテルブレストンコート公式HPより。チケットエントリー期間は6/1(金)~7/8(日)。抽選結果は7/12(木)~7/16(月・祝)に知らせる。

問い合わせ:TEL0267-46-6200

4月の交通死亡事故検証「中央線からのはみ出し、気付かせる対策を」

2012年05月23日 19:14

 軽井沢町は5月23日、長倉の国道18号軽井沢バイパスで4月11日朝に起きた交通死亡事故の現地診断を行った。軽井沢署員や軽井沢交通安全協会の役員、地元区長ら20人が参 し再発防止に向け話し合った。

 事故は群馬方面へ走行していた町内男性の軽四輪車が対向車線に出て、 木県の男性が運転する大型トラックと正面衝突。町内男性が死亡した。現 は見通しのよい直線道路。同署員は、「特定はできないが(町内男性が)何らかの理由でハンドル操作を誤り、対向車線に進出した」と説明した。
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 2011年から今年にかけ町内で起きた5件の死亡事故のうち、4件は対向車線にはみ出した正面衝突によるもの。現地診断後の意見交換では「センターライン上を走ったときに音や振動で気付かせる工夫はできないか」という声が上がっていた。また朝6時台の事故が目立つことから、小山満彦軽井沢署長は「朝6時台のパトカーによる特別警戒、国道18号でのスピードの取り まりに力を入れていく。これ以上死亡事故を発生させたくない」と話した。

電動自転車を無料で貸し出し 6月1日~

2012年05月22日 11:55

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 軽井沢観光協会は6月1日より30日まで、風越公園スカップ軽井沢で、電動アシスト自転車10台を無料で貸し出す。利用者にはサイクリング後にアンケートに協力してもらい、電動自転車の利用需要などを探る。

 3時間までは無料でレンタルでき、それ以降は1時間ごとに1000円がかかる。利用条件は中学生以上で身長が143cm以上ある人。サイクリング後はスカップ軽井沢内のロッカー、シャワールー も利用可能。時間は12時から17時。

 予約はスカップ軽井沢(TEL0267-48-2145)で受付。

食べ歩く 飲み歩く 愉しい 「軽井沢バル」 5/19(土)・20(日)開催

2012年05月17日 11:07

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 軽井沢食文化協議会が5月19、20日の2日間、町内で食べ歩き、飲み歩きを楽しめるイベント「軽井沢バル」を開く。19日の夕方からは、軽井沢駅や旧軽井沢ロータリー、中軽井沢駅などを結ぶ、バル専用の循環バスも運行する。
 このイベントで回れるのはイタリアンや和食、ラーメン店、カフェなど町内の26店舗。参 者は各店などで販売する、3枚綴りのチケットを購入。好きなお店へ行ってチケットを提示すると、1枚につき各店で「ドリンク&一品」と交換できる(サービス内容は店舗によって異なる)。チケットは前売券が2500円、当日券は3000円。
 軽井沢食文化協議会会長の菱田早苗さんは「26店舗全部に行ったことがあるという人は、地元の方でも少ないと思う。足を運んで、お気に入りの店を見つけてほしい」と話している。
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各店舗の営業時間やバスの運行ルートなど詳しい情 はホー ページに掲載。

<参 店舗>
軽井沢虎杖、カフェレストランパオ 、アップルズライブシアター、カフェアンドバーROKU、楽仁左衛門、豆腐屋つる吉、KOREAN kitchen&cafe COCOCHIYA、カズラベ、あづまや、レストラン菊水、幸楽、三 茶屋くんぺい、レストランキッツビュール、ボンジョルノ、ナチュラルカフェイーナ、アトリエ・ド・フロマージュピッツェリア&カフェ店、炉端焼藤村、肴膳、F.O.G.diner、アビーハウス1990、三代目仔虎、居食庵えにしや、ワイン&欧風料理メリ・メロ、希 林、セルクル、居食屋馳走亭

<問い合わせ>
TEL0267-42-8061(軽井沢食文化協議会)
TEL0267-46-0055(アドエイド)

クマの特徴や対処法学ぶ ピッキオが西部小で安全講習会と特別学習

2012年05月11日 11:31

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 軽井沢町の委託でツキノワグマの保護管理を行うピッキオが5月7日、軽井沢西部小学 でクマの安全講習会を開いた。全 児童を前に、ピッキオスタッフの田中純平さんらが、クマの特徴や遭遇したときの対処法について話した。

 田中さんはクマについて、「木登りが上手」「100mを7秒台で走る」「とっても臆病」などと特徴を説明。登下 時の 好(ヘルメット、ランドセル姿)をした各学年の代表者とともに、遭遇したときの対処法を実践した。出合ったときの距離で対応は違い、5m以内に近づいた 合は、首の後ろを両手で押さえた状態でうつぶせになってやり過ごすよう教え、子グマを見かけた際は「可愛いけど、近くにお母さんのクマがいるので、絶対近づかないで」と呼びかけた。
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 今年からは、クマが暮らす環境についてより深く知ってもらおうと、各学年ごとに環境学習も実施。2年生は、クマの毛皮や剥製に触れ、 骨などを間近に観察した。軽井沢に暮らす他の動物とクマの 骨を比較し、木の実をすり潰せるようクマの奥歯は平ら が、キツネなどは肉を噛み切れるよう、奥歯も尖っていることなどを児童は学ん 。最後に田中さんは「軽井沢にクマがいるのは豊かな森がある証。た 彼らは人間に被害を及ぼす 合もある。動物は言葉を喋れないので、上手に付き合っていけるよう、もっと調べて勉強していきましょう」と めくくった。

 ピッキオは7月までに東部、中部小でも安全講習会を開く。

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