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これからの日本の医療はどうあるべきか
あさま未来フォーラムでトークイベント

 8月28日あさま未来フォーラムで、フジテレビジョン報道局解説委員・黒岩祐治さんのプロデュースによる「どうする日本!統合医療が変える日本の医療」と題したトークイベントが行われた。  
 
  日本代替・相補・伝統医療連合会議理事長・渥美和彦さんは、西洋医学はこの先も中心になるが、それだけでは限界があるとし、鍼療法、笑い療法、音楽療法などの中から患者それぞれに合った治療法を取り入れていく必要性を述べた。  
  日本医科大学医療管理学教室助教授・高柳和江さんは、自然治癒力と自己治癒力の2つを高めることが統合医療であるとし、クウェートと日本の患者の気の持ち方を比較した上で、病気を治すには「治る気力」が必要不可欠であると述べた。  
 話は医療費や健康食品の問題にも及び、黒岩さんは最後に、統合医療の地方分権として、まず軽井沢に、病院が治療院を紹介できるような統合医療施設を創り、地方から日本全体に向け発信していく提案をした。


●あさま未来フォーラム TEL0267-41-1025

 

軽井沢の夏の音楽祭 「Karuizawa & Music 2005」
9日間のプログラム始まる

 今年で4回目を迎える音楽祭「Karuizawa & Music 2005」が、今年は舞台を軽井沢大賀ホールに移し、8月27日(土)から9月4日(日)までの9日間の日程で開催される。
 NHK交響楽団をはじめ、読売交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団の主要メンバーら、トップアーティストたちが既存の楽団の枠を超えて集うことで、注目を集めている。
 初日の27日は、東京フィルの管楽器奏者とピアノによる「室内楽コンサート」。ヘンデルの「王宮の花火の音楽」、ホルスト・組曲「惑星」から「木星」などの演奏のほか、曲の合間には、演奏者による楽器について等のトークもあり、かしこまらない和やかなムードで観客を沸かせていた。

初日のコンサートにも大勢の観客が集まった。

 会期中は、こうした室内楽コンサートのほか、日替わりのミニコンサートなど、多彩なプログラムが組まれている。
 また、この音楽祭では、「軽井沢町にオーケストラを育てよう」を目標に、将来演奏家を目指す若い受講生を募集した講習会が行われる。一流の奏者らに指導を受けられるほか、優秀者は最終日のフェスティバルコンサートで、同じ舞台で演奏することもできる。(講習会の一部も一般公開される。)


●音楽祭の詳しい情報については、「Karuizawa & Music 実行委員会」 TEL 0267-41-3871 まで。

 

 

 

軽井沢新聞社のスタッフ
NHK「イブニング信州」に登場!

 NHK長野放送の夕方の情報番組「イブニング信州」、8/19(金)の放送の中で、 弊社スタッフが軽井沢のおすすめ情報をご紹介してきました。

 今回は、軽井沢の楽しみ方を、「体験して感じよう、自然の恵み」として、子供も楽しめる自然体験教室(ネイチャーウォッチングやブルーベリーの摘み取り)についてと、夏場に運行されている美術館を結んで走る循環バスを紹介した「バスですいすい美術館巡り」の2点に絞ってのご案内になりました。

軽井沢の魅力は、もちろんまだまだたくさんあるのですが、限られた時間内につき、このような内容となりました。

 ご協力を頂いたのは、下記の方々です。ありがとうございました。(番組内では詳しいご紹介が出来ませんでしたので、この場を借りてお知らせ致します。)

●自然体験のコーナー
☆ピッキオ ビジターセンター TEL 0267-45-7777
☆悠遊ブルーベリーの里 TEL 090-5323-7034(日中)/TEL 0267-42-5530(夜)

●美術館巡りのコーナー
☆ルヴァン美術館 TEL 0267-46-1911
☆軽井沢高原文庫 TEL 0267-45-1175
☆深沢紅子野の花美術館 TEL 0267-45-3662


☆軽井沢絵本の森美術館/エルツおもちゃ博物館
  TEL 0267-48-3340

☆軽井沢観光協会 TEL 0267-41-3850

 

軽井沢の将来はどうあるべきか
長野県景観アドバイザー・團紀彦さん講演

團さんの講演に耳を傾ける町民や別荘住民ら約90名

 8月16日、軽井沢中央公民館で「軽井沢の将来を考える会」主催により團紀彦さんの講演会が開催された。講演に先立ち「軽井沢これで?いいん会」の佐伯俊道さんは、野生動物やごみの問題、離山公園整備計画など軽井沢の現状についての話の中で「人間と動植物との境界線をどこに引くかが重要。また、木を伐採して人工的な公園を造るより自然をそのまま残した公園にするべき」と指摘した。「諏訪の森の会」の高柳信男さんは、旧軽井沢地区のマンション建設阻止運動や景観保全の住民協定が結ばれるまでのいきさつを語った。
 今回の講師である建築家・團紀彦さんは、これまで2年間に行った活動と今後の軽井沢についての話の中で、街並みの連続性や景観が損なわれるおそれがある建築計画に対して、事前にその土地の取得者にプランを提出させると共に、こちら側から助言をあたえていくことを提案した。また、旧軽銀座に並ぶ建物に統一感を持たせようとする計画など、スライドを使っての興味深い説明も行われた。

●軽井沢町中央公民館:TEL0267−45−8446

 

 

江戸時代の民家に、藍木綿が美しい空間をつくり出す

 作家・下重暁子さんのコレクション展『藍木綿の筒描き』が南ヶ丘にある三五荘資料館で8月31日迄行われている。 『藍木綿の筒描き』とは江戸時代に始まった染色技法で作った木綿。絹など高級布地を使えなかった農民や商人など一般庶民が布団や座布団にこの藍染め木綿の布を使用した。

糊で描き、藍色や淡い青に染めた図柄は、伝統的なものから日常的なものまで図柄は多種多様。お祝いの時だけ使えたという紅色の作品も多く展示されている。外国人にも人気が高く、今はなかなか手に入らない藍木綿の座布団や布団、鞍掛、暖簾など約70点を展示。江戸末期の建物、三五荘の室内によくマッチして美しい空間を作り出している。


●南ヶ丘倶楽部:TEL 0267-42-4884

 

メルシャン軽井沢美術館オープニング10周年記念
「フィエスタ・デ・エスパーニャ」始まる

ミロの作品の前で鮮やかなフラメンコが披露され、会場は一気にスペイン情緒に満たされた。左は小松原庸子さん。

 1995年にミロ展でオープンしたメルシャン軽井沢美術館では、7月13日から開館10周年を記念して、再び「ジョアン・ミロ」展を開催している(11月11日迄)。8月6日からは10周年記念として「フィエスタ・デ・エスパーニャ」が始まり、14日まで数々のイベントが行われる。 8月6日(土)はオープニングイベントとして「小松原庸子スペイン舞踊団」によるフラメンコとトークショーが行われた。当時の日本ではまだあまり知られていなかったフラメンコに出会い、スペインに渡った頃の思い出や、足は不自由ながらも素晴らしいフラメンコを踊る女性に感動して弟子入りしたエピソードなど小松原さんのトークを織り交ぜ、次々と美しいフラメンコが披露された。ミロのタピストリーの前で踊るフラメンコの数々に満席の観客席からは大きな拍手が続いた。

ベネンシアと呼ばれる約90pの長い柄を用いて、グラスにシェリー酒「ティオペペ」をそそぐベネンシアドールの技を見せる岩田勉さん。

 また、スペイン祭りオープニングのこの日、シェリー酒を高い位置から注ぐベネンシアドールが場内庭園で4回にわたって行われ、見学者にシェリー酒がふるまわれた。






●メルシャン軽井沢美術館:TEL 0267-32-0288

 

夏休みに歴史体験
追分宿郷土館で縄文土器作りに挑戦

以前にも縄文土器を作ったことがある子供は1割程。ほとんどが初めての土器作り。

 8月6日、子供たち約30人とその父兄が追分宿郷土館に集まり、縄文土器を作る催しが行われた。青いビニールシートが敷き詰められた図書館で、子供たちは熱心に粘土と格闘を繰り返していた。

 まず、土台部分を作り、丁寧に外の部分を平らにしながら、ゆっくりとそこに細く伸ばした粘土を円形にして、積み上げていく。その際に重要なのが、ただ積み上げていくのではなく、丁寧に作業すること。何度もやり直しが利くため、形が歪んできてしまったのを壊し、また土台から作り直している子供もいた。
  講師の加太肇江先生のアドバイスに真剣に耳を傾けたり、5分の休憩時間にも外へ出て文様につける葉っぱを摘んできたりと、
少しでも良い作品を作ろうとしている様子が窺えた。
 土器は6、7日の2日間で形を整え素焼きした後、10月末に藁を積んでサツマイモと一緒に野焼きをして完成させる予定。

●追分宿郷土館:TEL0267-45-1466

 

 


黒いラブラドール
イラスト

・・・迷い犬・・・

追分にあるヒマラヤハウスに 黒色のラブラドール(オス)が迷い込んで
保護されました
人懐こく、迷ってからさほど時間は経っていないようです。
現在佐久保健所に引き取られています。(近日保健所のウェブに掲載予定)
お心当たりの方はお問い合わせください。
   飼い主の方が見つかったそうです!(8/10)

問い合わせ:ヒマラヤハウス TEL 0267-46-3138
佐久保健所 TEL 0267-63-4191

 

今年は大賀ホールに響いた魂の歌
軽井沢高原教会主催「ゴスペルコンサート」

 これまで、夏と冬に軽井沢高原教会で行われてきた恒例の「ゴスペルコンサート」が、今年は舞台を軽井沢大賀ホールに移し、7月30日、開催された。
 出演は、日本のゴスペルシンガーの第一人者・亀渕友香さんと、彼女を中心に結成される「The Voices of Japan」、また2002年から活動を始めた「軽井沢高原教会クワイア」のメンバーら。「Amazing Grace」や「In the Sanctuary」など代表的なゴスペル曲のほか、「しょうじょう寺の狸ばやし」などのオリジナルソングで、観客も巻き込み、会場は一体となって盛り上がった。また今回は、長野市や松本市のゴスペル愛好者らも応援に駆けつけ、ステージ上部のコーラス席から参加した。

 軽井沢高原教会主催によるこのコンサートは入場無料。あらかじめ希望者が申し込み登録する形で、毎年多くのゴスペルファンが集う人気企画となっている。

 

 

 

大迫力の龍の舞
「第33回御代田龍神まつり」

大沼池に腰まで浸かり、日本一の龍を担いで歩く男たち

 日本一長いと言われている全長45メートルの龍が7月29日、今年も御代田町に舞った。まつりのオープニングを飾る開眼式が執り行われた真楽寺では、大沼池の上をゆっくりと這うように舞う龍や、三重の塔の下で銅鑼や太鼓の音に合わせ、所狭しと暴れ舞う龍の姿が見られた。途中豪雨に見舞われ、一時舞が中断するというハプニングもあったが、集まった見物客は大迫力の龍の姿に満足そうな表情を浮かべていた。
 
また、この日は駅前の道路ではたくさんの屋台が立ち並び、広場ではフォークダンスや芸能人チャリティーなどのイベントで1日中町は賑わいを見せた。

●龍神まつり実行委員会事務局 御代田町役場商工観光係:TEL0267-32-3111

 

 

ムササビ親子を生中継
間近にモニターで観察できる

巣箱に設置された暗視カメラで生中継。

 軽井沢野鳥の森ピッキオビジターセンターでは、ムササビの親子をモニターで生中継している。
 
親子は7月17日、突如巣箱に姿を現し、そのまま野鳥の森に住み着いた。夜行性のため昼間は寝て過ごしているが、寝返りを打ったとき、母親の身体に隠れた拳サイズの赤ちゃんを見ることができる。生後約3ヶ月で1人立ちするムササビ。そのときが来るまでは住み着くと思われるが、それはムササビ次第。なかなか見ることのできないムササビの赤ちゃんをこの機会に見に行ってみよう。
 4月〜10月は8:30〜18:00 入館料は無料。

●軽井沢野鳥の森ピッキオビジターセンター:TEL0267-45-7777

 

 

スペインのアートから食まで
メルシャン軽井沢美術館 開館10周年記念展

コレクションを所蔵する仏マーグ財団のアネット・ピウ氏らも参加した内覧会の様子。

 御代田のメルシャン軽井沢美術館では、開館10周年を記念した「ジョアン・ミロ〜翔び立つ鳥のように〜」展が開催されている。
 今回の展覧会では、スペイン生まれ、20世紀を代表する画家として知られるミロの円熟期といわれる60年代半ばから70年代の作品を展示。会場内には、特徴的な鮮やかな色彩が目を引く油彩やデッサンのほか、廃品等を用いた彫刻やオブジェ、壁一面の大きなウールのタペストリーなどが、あわせて60点ほどが集められた。この展覧会は11月11日まで公開。

<女-鳥>1964
(C)Successio Miro-Adagp,Paris & SPDA, Tokyo,2005

 メルシャン軽井沢美術館は1995年7月に開館。オープニングの展示でも好評を博したジョアン・ミロを再びテーマとして取り上げ、10年の節目を記念する。
 また、同美術館では、この夏、「フィエスタ・デ・エスパーニャ」と題して、ミロの故郷であるスペインにちなんだフラメンコショーや、パエリアづくりのイベントなどを開催する。(期間は8/6〜14、詳細はイベント案内ページにて。)

●メルシャン軽井沢美術館:TEL 0267-32-0288

 

 

「なぜ今、食育が重要なのか?」
ホテルでフランスの研究者による講演会開かれる

講演をおこなうジャック・ピュイゼ教授

 今春から、子供たちのバランスのとれた味覚を育てる「食育」ワークショップに取り組むホテルブレストンコートでは、7月10日、フランス食育メソッドの提唱者と言われるジャック・ピュイゼ教授を招き、近隣の父母や教育者らを対象とした講演会を行った。
 1970年代初めより子供たちの味覚教育に取り組み、30年の研究とフィールドワークを生かした講演会等を各地で行うピュイゼ氏は、「安全性や栄養面以外にも、“食”には味わって歓びを得るという官能的な要素があり、そのためには受け手となる子供たちの訓練も必要。“味覚”は他者とのコミュニケーションやあらゆる創造活動の根源となります」と、味覚教育の重要性を語った。

会場には70名ほどの参加者が集まり、熱心に耳を傾けていた。

 ホテルブレストンコートでは、総料理長・梶川俊一氏を講師とした「味覚レッスン」をこの4月より開講。県内の小学校3・4年生の児童を対象に、12月まで毎月1回行われている。

●問い合わせ・お申込みは、
ホテルブレストンコート TEL 0267-46-6201

 

 

「大賀ホール」への切符はどの「愛」の唄に?
軽井沢ラブソングアウォード2005 二次審査行われる

  様々な「愛」のかたちを曲にのせたオリジナルソングを募集する「軽井沢ラブソングアウォード2005」の第二次審査に当たる町民審査が、7月3日(日)ロッヂゆうげん荘・ホールしなので行われた。

とてもよい!の場合は「サクラソウ」の面を、なかなかよい!の場合は「コブシ」の面のうちわを掲げる。集計は“軽井沢の野鳥の会”「ピッキオ」のスタッフの方たちが担当。

 今年で3回目を迎えるこのコンテストには、今年も4/1〜5/31までの期間中に、全国各地から529曲の応募が寄せられ、その数は年々増加している。このうち、一次審査を通過した78曲を、当日会場に集まった町民審査員が1曲ずつ聴き、歌詞が印象的ではっきりと聞き取れるか、メロディは美しいかどうか、などの基準を元に、手元に配られたうちわを上げて審査、15曲が選出された。ひとくちに「愛」がテーマといっても、バラードからフォーク調、ボサノバ調など、様々な唄のスタイルに、会場からは感嘆の声や時折笑い声が起きるなど、およそ4時間にわたる長い審査も和やかに進められた。
 この審査の結果は公式HPで確認できる。本選のグランプリコンサートは、10月2日(日)軽井沢大賀ホールにて開催される。

●問い合わせ:軽井沢ラブソングアウォード実行委員会事務局 TEL 0267-41-3871