「雲場池をいつもきれいに」町民有志、遊歩道の清掃、整地に励む

160412-03.JPG 軽井沢町のボランティアグループ「雲場池を美しくし隊」が春の観光シーズンを前に、池の美化、遊歩道の整地活動に取り組んでいる。メンバー14人のほか、池を管理する町役場観光経済課、町社会福祉協議会・ボランティアセンターの職員が4月11日、池を囲む散策路の水たまりができやすい場所へ、4トントラック4台分の土砂を搬入した。

 土砂の搬入は池南側に土を入れた1月の作業に続き2度目。今回は東側の散策路を中心に、池の南入口から一輪車で土を運び、シャベルなどで整地。土砂や一輪車、シャベルなどの用具は軽井沢町が用意した。

 同グループは、投機ゴミや枯れた木々が目立つ雲場池の状態を憂慮した新軽井沢の中山忠夫さんが呼びかけ昨年10月に発足。地域活動などを学ぶ「まちづくりリーダー養成塾」(主催:軽井沢町ボランティアセンター)で、賛同者を募った。昨年11月に現地調査を行い、雨が降ったあとにできる遊歩道の水たまりが、歩行の妨げになっていることもわかった。

 中山さんは「雲場池は春から秋はもちろん、冬でも観光客が訪れる名所。いつもきれいにして『さすが軽井沢』と思ってもらえるようにしたい」。11月から4月は月2回、5月から10月は週1回のペースで清掃活動も行う。

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