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軽井沢新聞 スペシャル
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EVENT REPORT

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見事な「おおつちバラエティーショー in 軽井沢」

 軽井沢に常住するようになって5年。この日の午後ほど、楽しめたエンターティンメントには、今まで出会ったことがありません。

 最初に登場したコーラスユニット「ベイビーブー」の美しい歌声のハーモニーは、今では懐かしいダークダックスやボニージャックスを憶い出しました。今でも時々新宿の歌声喫茶「灯」で歌っているとか。関西人グループらしいユーモラスな進行で、レトロな歌声がガッチリ聴衆の心を掴みました。

 2番手は、女性ピアニストとホルン奏者2人のコラボ演奏を司会のチャーリー大和田さんが、酒脱な進行で爆笑へと観客を導きました。というのもピアノがショパンのピアノ協奏曲第5番を弾き始めると、すかさずホルンが都はるみの「北の宿」を演奏。これがピッタリと付合した名演で不可思議な世界が紡ぎだされます。次の曲はサン・サーンスの謝肉祭。「白鳥」のピアノに白袴を付けたホルン奏者が村田英雄の「王将」を。これもピッタリ。観客の笑いの中、白袴は威風堂々と背を向けて超ゆっくりと胸を張って退場していくのですが、司会者が「何をゆっくり歩いてるんでしょうか」とからかうと突然ホルン奏者が観客席を振り返って「ガッツポーズ!!?」。観客全員爆笑の渦となりました。

 3番手は大槌町ジャズユニットのSpecial Bandで中心のトランペッターが思い切り吹くと、軽井沢中学吹奏楽部が応じ大迫力の演奏となりました。「アンコール!」のシュプレヒコールがある中、なにしろこの公演、3時間半の休憩なしという長丁場なので、結局アンコールも無視されました。

 最後は演劇「郷(さと)の花嫁」。大槌町民有志の出番です。被災地の支援に来た長野県の消防士に恋した大槌の女性が困難を乗り越えて結婚にゴールするまでのハートフルコメディ(決してドタバタ喜劇ではありませんでした。)

 女性の父はこの消防士との交際に大反対。見つけるのが困難な4つの貴重品を期限内に用意出来なければ交際を許さないと、無理難題を吹きかけます。消防士と女性の仲間たちは創意工夫して何とか3つをゲットするも、4つ目は消防士本人が、その度量を問われる事に。期限切れ寸前に消防士は「見えない宝物『人々の絆』を得た」と女性の父親に報告したところ、父もその答えに感動し、交際も2人の結婚も認める急転回のエンディング。結婚式には、佐久市臼田の白髪の獅子舞3〜4匹がお祝いの奉納の踊りを披露。それに続いて御代田町の竜神の会が、竜の踊りで結婚式に花を添えクライマックスに。場内も歓喜の渦で幕となりました。

 大槌町の人々がかくも見事に人々を笑いに誘う事が出来た事に、私はその立ち直りの立派さに大いに共感すると共に、大きな勇気をもらいました。そして軽井沢町民も御代田町の人々ももっともっと力を合わせて、国際的な文化基地としての軽井沢を発信せねばと勇気をもらった一夜でした。(北村宗太・軽井沢国際交流協会会員)
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