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バレンタインデーのお祈り

2016年2月17日 11:48

願い事ツリーにくくり付けられたカードに、

カルロス・マルティネズ神父が祈りを捧げるイベントへ。

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愛のメッセージや願いが成就するよう神父が祈願。

2008年から続いてきた同イベントですが、

カルロス神父が祈りを捧げるのは今回が最後。

3月に神父が母国コロンビアへ帰国してしまうからです。


カルロス神父は1959年に来日し、聖パウロカトリック教会の主任司祭に。

当時、カトリック信者以外の教会式は認められていませんでしたが、

日本支部を通じ総本山のバチカンの許可をもらえるよう尽力しました。

その結果、幾つかの条件つきで了承を得ることに成功。

これまで、1万5000組以上のカップルがカルロス神父の前で結婚式を挙げました。

この日、教会に集まった参加者から神父へ、感謝の気持ちを込め花のプレゼント。

中には別れを惜しんで涙を浮かべる人も。

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「25年前にここで式を挙げたんです」という女性に、びっくりの神父。

カルロス神父は、たくさんの花を手にあいさつ。
「(軽井沢を離れるのは)本当に寂しいです。来月で日本に来て57年になります。いつも楽しく過ごせたことを忘れません。このようにたくさんの花をもらい、きっとこの一日は一生忘れません。来月3月28日12時に聖パウロ教会の鐘を鳴らしてから、そのまま成田へ参ります。体は故郷に戻りますが、魂は軽井沢にある。皆さんに大変感謝しています。また天国で会いましょう」

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カルロス神父、いつまでもお元気で。

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