子ども向けワークショップの新拠点、中軽井沢駅前に

 子どもや親子向けに参加体験型のショーやワークショップを展開する軽井沢町のなおやマンさん、しま:アイさん夫婦が4月16日、ワークショップの拠点「こどもヘンテコまほうラボ」を中軽井沢に開設した。物づくりや周囲の大人との交流を通じ、子どもならではの創造力、発想力を地域に発信していきたい考えだ。

 場所は中軽井沢交差点角の貸しスペース「Kスタジオ」の一階。16日の初日は、家で使わなくなった廃材を持ち寄り、新たなものに作り替えるワークショップを実施し、4才~小学3年生までの子ども15人が参加した。

 子どもは包装紙をはさみで切ったり、アカマツの輪切りにハンドドリルで穴を開けたりして、物づくりに奮闘。うちわやハンガーを骨組みにした新聞紙の凧や、段ボールにネックレスやストローで飾り付けした帽子などを作った。ラップの芯にゴムひもを取り付け「ものを飛ばす道具」を完成させた子どもは「作るのが楽しかった」と振り返った。

 4・5月は火曜日(4~6才対象)と水曜日(小学1~4年生対象)にオープン。時間はともに15時半~17時。月に一回のペースで休日にもワークショップを開く。利用料は1回200円。4月のワークショップでは、ゴールデンウィークの渋滞でイライラしているドライバーを「ほんわかな気分に」させる企画を考え、4月29日に実行する。
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 なおやマンさんは「子どもたちにもテーマを考えてもらったり、地域の大人にも参加してもらって、一緒にこの場所を作っていきたい」。しま:アイさんは「『今日はあそこへ行ってみよう』と、放課後を過ごす子どもたちの選択肢の一つになれたら」と話した。問い合わせはTEL0267-45-7746(ケミカルエンターテイメント)まで。

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