冬鳥ジョウビタキの繁殖、軽井沢で確認

170605-01.jpg 冬鳥として知られるジョウビタキの繁殖が、追分で確認された。ピッキオのスタッフ大塚敏之さんが63日、散歩中に成鳥のオス、メス各1羽と、巣立ったばかりのヒナを発見し、写真に収めた。

 ジョウビタキはスズメほどの大きさで、オスは頭が銀白色で顔は黒色、腹は赤茶色、メスは全体が茶褐色で、翼に白い斑があるのが特徴。10~4月、軽井沢を含む日本各地に飛来する。
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 ピッキオによると通常、5~9月はロシアや中国東北部などで繁殖するが、長野県内でも2010年頃から塩尻市、茅野市、富士見町などで繁殖が確認されている。軽井沢での繁殖は「私たちの知る限り初めて」だという。繁殖事例が増えいている理由については「繁殖地に何らかの変化があったか、地球温暖化によるものか、はっきりはわからない」と話した。
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(写真提供:ピッキオ)
上:ジョウビタキのメス(左)に餌をねだる巣立ちビナ(右)
中:ジョウビタキのオス
下:ジョウビタキの巣立ちビナ


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