【軽井沢新聞6月号】軽井沢駅~旧軽ロータリーに自動運転バス 実証実験、6月28日~7月4日に

 軽井沢町とJR東日本、西武ホールディングスは、エコイベント「軽井沢町環境WEEK」を6月28日〜7月4日に開く。町内の公道では初めて、自動運転バスを走らせる実証実験を行う。

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(実証実験で軽井沢駅〜旧軽ロータリーを走る自動運転EVバス。)

 バスはティアフォー社製のEVバス「Minibus 2・0」(定員最大12人)。ドライバーが乗車し一部の操作をサポートする自動運転レベル2で、軽井沢駅北口〜旧軽井沢ロータリーを往復(約3km)する。公共交通機関として導入可能かどうか、技術面の課題などを検証するという。一般の体験乗車も「JRE MALL チケット」のHPサイトから受け付けている(乗車無料)。28日は関係者のみ。

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(サイエンスショーのイメージ。)

 6月28、29日は、軽井沢・プリンスショッピングプラザ(ガーデンモール芝生のひろば)で環境問題への意識を高めてもらう催しを企画。環境負荷の小さい燃料電池自動車などの乗り物を紹介し、廃材を活用したワークショップやサイエンスショーのステージ(29日のみ)、環境に関する取り組みのブース展示などを行う。

 軽井沢町は自動運転を周知するなど、安全確保の面などで関わる。土屋三千夫町長は「実証実験の結果を参考に、既存の公共交通機関と組み合わせた町全体の公共交通計画を考えていきたい」と話した。

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