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軽井沢新聞 スペシャル 軽井沢が見える万華鏡

軽井沢が見える万華鏡 No.13

Kaleidoscope

 軽井沢にようやくやって来た新緑の季節。例年より長く厳しい冬だっただけに、花や緑がより美しく感じられます。
 早くも夏に向けて様々なイベントの企画が伝わってきました。軽井沢新聞4月号にも掲載した軽井沢別荘団体連合会の写真展もその一つ。「私の好きな軽井沢」だけではなく「私の嫌いな軽井沢」の写真を募集して展示しようという試みがおもしろい。きっと、見たくないような軽井沢の写真が出て来ることでしょう。どんな作品が集まるのか、興味シンシンといったところでしょうか。
 さて、話は東京へと飛びますが、都心に新しいファションビルが幾つかオープンし、注目を集めています。その一つ、「東急プラザ 表参道原宿」のビルをオープンに先駆けて、プレス内覧会で取材させてもらいました。なぜ、東京のビルを取材するのかというと、その6階の屋上には森があり、そのデザイン設計をしたのが軽井沢在住の女性だからなのです。
 軽井沢ヴィネットの“南ヶ丘リポート”でもお馴染みの環境アドバイザー・鈴木美津子さん(しいある倶楽部代表)がその人。彼女は羽田空港の庭園を設計したことでも知られていますが、この都会のビルの屋上に森を造ったその手法に、またしても驚かされました。
 そのビルは、原宿の駅から表参道を歩いて行くと、屋上に緑の樹木がたくさん見えてくるのですぐわかります。さっそく、屋上へ上るとそこには大きな木が26本も。中には軽井沢から運んだイロハモミジや樹齢100年を超えるというケヤキもあり、いったい根はどうなっているのかと不思議に思いました。後で鈴木さんに尋ねたところ、床下に2mの空間を設けて軽量の特殊な土を入れ、排水装置を設けるなど最新技術を駆使しているそう。  さらに驚かされたのは、中央の庭にアサマフウロやイカリソウ、ワレモコウなど野の花が植えられていたこと。いかにも野の花を愛する彼女らしく、手書きの名札が添えられていました。
 「癒しの空間、森を創出」を謳ったこのビルのように、これからも都会には環境配慮型の商業施設が造られていくことでしょう。開発や建築のために簡単に樹木を伐採する軽井沢は、もしかしたら近い将来、「都会に負けないように緑を維持していく方法」を考えなくてはいけなくなるかもしれない…と、そう思った取材でした。

(広川小夜子 軽井沢新聞編集長)
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