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軽井沢新聞 スペシャル 軽井沢が見える万華鏡

軽井沢が見える万華鏡 No.3

Kaleidoscope

 軽井沢の日本人別荘第1号は八田裕二郎別荘。では、「第2号の日本人別荘は?」それは明治32年建築の三井三郎助別荘です。この別荘がまだ現存していることはあまり知られていませんが、日本人が建てた洋館別荘としては最も古く、和風造りと洋館造りの部分に分かれている珍しい建物。昨年末に、この別荘を見る機会がありました。

 詩人タゴールも泊まったという室内の重厚な造りには驚きました。当時の別荘文化を伝える貴重な建物なので、一時は町で保存するという話もあったそう。なぜ立ち消えになったのか謎ですが、管理の方の話では別の方向で保存を検討しているとのこと。かなり傷んでいるので、一刻も早い補修、保存が望まれます。

 ヴィネット・デリス(当新聞6頁の広告参照)の取材で、「フランスで最も美しい村協会」に認定された「美しい村」を訪ねたスタッフが、村役場の人に「どうやって、美しい村にすることができたのですか」と尋ねると「電線地中化をし、緑を生かし、村の歴史を大切にして文化遺産を保護しました。すると村の景観が個性的になり美しくなったのです」と話してくれました。フランスの「美しい村」が世界中から注目を集めている理由がこの言葉に象徴されているように思います。

 1月中旬、「小江戸」といわれる川越へ。まちづくりの成功例としてあげられる川越は行ってみると「なるほど」と思います。電信柱がなく、蔵造りの家並みが独特の情緒を醸し出しています。しかも「さつま芋」という特産品があるのも強み。この日は寒い冬にもかかわらず、駐車場は満車。店の中もにぎわいを見せていました。

 フランスも川越も歴史を振り返って、その土地の宝物を大切にしています。それを考えると、軽井沢にもたくさん歴史上の宝物はあるし、特産品もある、緑もある。「美しい村」になる要素はいっぱい。あとは活かし方しだいです。

(広川小夜子 軽井沢新聞編集長)
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