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苺とアカデミー賞と大雪

2017年1月25日 16:42

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発地の軽井沢ガーデンファームのいちごが摘み頃、食べ頃です。

紅ほっぺを中心に、多品種のいちごを味わえます。

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こちらの品種は「かおり野」。その名の通り香りが強く、

ショートケーキに乗っていたら、生クリームの方が負けてしまいそうなほどの甘さです。

食べ放題コースは、1月中は予約でほぼいっぱいで、

そのうち8割が台湾や東南アジアなど、海外からのお客だそう。

1月24日、米アカデミー賞のノミネート作品や各部門が発表されました。

軽井沢で夏を過ごした作家、遠藤周作原作の『沈黙ーサイレンスー』も撮影賞候補に。

『タクシードライバー』『グッドフェローズ』などを手がけた

マーティン・スコセッシ監督による映画化ということで、ぜひ劇場で観たい作品です。

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写真は軽井沢の別荘で過ごす遠藤周作(1985年)

そういえば、室生犀星の『蜜のあわれ』、北杜夫の『ぼくのおじさん』と、

軽井沢で夏を過ごした作家による作品の映画化が、ここのところ続いていますね。

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こちらは、軽井沢在住の直木賞作家、藤田宜永さんが昨年11月に発表した小説『大雪物語』。

前例のない99cmの積雪があった長野県K町を舞台にした6編の物語を収録。

「軽井沢」という地名は一切登場しませんが、K町=軽井沢町がモデルなのは明らか。

留守の別荘に逃げ込んだひったくり犯と近所に住む老女の交流、

遺体搬送業者の運転手と母の遺体に付き添う女性の関係の変化など、

大雪が降ったからこそ生まれた出会いや、深まった関係などが描かれています。

災害救助法が適用されるほどの大雪に見舞われた3年前のあの日

誰と何を思いどう過ごしていたか、自身の体験と重ね合わせて読んでみるのもいいのではないでしょうか。

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