【軽井沢スポーツ祭をレポート】松坂大輔さんや澤穂希さんら5競技のアスリート 軽井沢の子どもと交流

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元プロ野球選手や五輪金メダリストら日本のトップアスリートが講師となり、軽井沢の子どもたちとスポーツを通じて交流する「軽井沢スポーツ祭」が518日、軽井沢風越公園で行われました。

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NPO法人スポーツコミュニティー軽井沢クラブが運営する、軽井沢こども未来基金の主催で、昨年に続き2回目。町内の小学生を中心に約300人が参加しました。

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元プロ野球選手の今成亮太さん主導の準備運動に続き、

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チアダンスチーム「フリッパーズ軽井沢」が笑顔いっぱいの演技で盛り立て、幕開けを告げます。今回は野球、サッカー、バレーボール、レスリング、カーリングの5競技。

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野球では「キャッチボール」「守備」「打撃」と3カ所に講師陣が分かれ、子どもたちが順番に巡りました。

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キャッチボール担当は、いずれも日本のプロ野球、メジャーリーグでプレーした松坂大輔さんに、

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岩隈久志さん、

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山口俊さんの3人。

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胸元でボールをキャッチし「OK、ナイスボール」と松坂さん。

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守備練習では今成さんが、ボールを捕ってスローするまで、無駄のない動きを見せていました。

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ティーバッティングを見守った糸井嘉男選手は、「ちゃんと踏み込んで。もっと振れるぞ」などと声掛け。

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イベントのMCを務めた元日本テレビアナウンサーで、PL学園や立教大で投手として活躍した上重聡さんも、打撃練習をサポート。

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質問タイムでは「ジャイロボールはどうしたら投げられる」などの子どもからの質問に答えました。

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サッカーの講師を務めたのは前園真聖さんに、

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坪井慶介さん、

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巻誠一郎さん、

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澤穂希さん、

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岩渕真奈さんの5人。

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初心者と経験者に分かれて、講師の動きを見ながらドリブル練習。さらに講師チームと子どもチームに分かれて試合も。講師はガチモードで、子どもチームは一点も奪えず。悔しさを滲ませました。

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今年新たに追加されたバレーボールでは、ネットの高さを調整したり、風船を用いたりして、初心者でも楽しめるよう工夫。

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講師は2012年ロンドン五輪銅メダルのメンバーで、ともに全日本の主将経験がある竹下佳江さんと荒木絵里香さん。

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竹下さんのトスを受け、荒木さんがパワフルにスパイク。強豪国から数多くの得点を奪ってきたたホットライン復活に保護者も釘付けです。

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サーブ練習では「打つ前にどこにトスするか(ボールをあげるか)意識して」と竹下さん。

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レスリングでは、リオ五輪金メダルの登坂絵莉さん、パリ五輪金メダルの鏡優翔さんがレクチャー。

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膝元に挟んだリボンを取り合う15秒間の一対一を、子ども一人ひとりと行い汗を流しました。最後には二人が持参した金メダルを見せてもらう時間も。

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カーリングは男子SC軽井沢クラブメンバーの4人が指導。初心者の子どもを中心に、ストーンの投げ方やスイープを教わりました。

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最後は全競技の子どもたちが再びグランドに集まって綱引き大会。

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会場からのリクエストで急きょ、講師陣が二手に分かれた綱引き対決もあり、盛り上がりました。

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イベント終了後の会見では、講師陣が一人ずつイベントの感想や子どもへのメッセージを残しました。

松坂大輔さん(野球)
スポーツを楽しんでいる子どもの反応や笑顔を見ることができて嬉しかった。練習も試合も楽しい気落ちを忘れずに、スポーツを好きでいてほしい。

岩隈久志さん(野球)
子どもたちが元気よく、プレーしてくれたことが嬉しかった。失敗してもいいので、何度も繰り返して(技術などを)覚えていってほしい。

今成亮太さん(野球)
子どもたちより元気を出して、スポーツが楽しいと思ってもらえる環境作りを心がけた。逆にパワーをもらって、こちらももっとパワーが出せた。

山口俊さん(野球)
去年に続き、軽井沢で子どもたちと一緒に触れ合う機会を持たせてもらって、僕自身も頑張らないとなという気持ちにさせられた。

糸井嘉男さん(野球)
言葉で伝えることも大事だけど、体で表現できるって素敵。体一つで感動を与えることができるので、スポーツは本当に素晴らしいと改めて思った。

前園真聖さん(サッカー)
経験者も未経験者もいたが、上手くいくいかない関係なく、積極的に取り組んでくれたので、我々も一緒に楽しんでプレーができた。

澤穂希さん(サッカー)
子どもたちの笑顔を沢山見ることができて嬉しかった。豪華なメンバーとたくさんのスポーツに子どもが触れられるイベントで、私自身も貴重な経験だった。

坪井慶介さん(サッカー)
子どもたちの素晴らしい表情に感化されて、僕自身も全力で走って、スライディングして、シュートを決めた。大人が本気で楽しむ姿を見せられた。

巻誠一郎さん(サッカー)
子どもたちが夢を持って努力する過程で、本物を見せたり、本物に触れあうことは大事。今回は、皆さんで本物を表現できたと思う。

岩渕真奈さん(サッカー)
アスリートの動きを目の前で見ることで成長につながる。スポーツに限らず、いろんなことで熱中できることを見つけてほしい。来年は私もいろんな競技に参加したい。

竹下佳江さん(バレーボール)
楽しい時間を共有できて嬉しかった。二人の息子とは家でもガチで風船バレーで対決している。初心者でも遊びながら楽しんでほしい。

荒木絵里香さん(バレーボール)
「楽しい」の言葉をたくさん聞けたことが嬉しくて、エネルギーをもらった。とにかくやってみようという気持ちを大切に色んなことに取り組んでほしい。

登坂絵莉さん(レスリング)
子どもたちが本当に楽しそうにやってくれて良かった。何か一つ思い出だったり、頑張ろうと思ってもらえるきっかけになっていたら嬉しい。

鏡優翔さん(レスリング)
きょう私たちと触れ合ったことを自慢できるように、私も選手としてまだまだこれから頑張って、ロス五輪で金メダルを獲れるように頑張ります。

山口剛史さん(カーリング)
たくさんの子供たちと触れ合えて楽しかった。たくさんの豪華なゲスト講師がにきていただいて、軽井沢の子どもたちは幸せだと思う。

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