軽井沢には様々なジャンルのプロが数多く暮らしています。そんな専門家によるアドバイスで、日ごろの悩みを解決。新生活が始まる5月号は、エストニアサウナの販売、設置を手がけるSaunatureの代表アルコさんが悩みにお答えします。

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じゅん：新年度が始まって、ゴールデンウィークも終わったら、なんだか憂鬱な気分。ネットで5月病にはサウナが良いってあったけど？

アルコ：サウナは気持ちをハッピーにしてくれる「エンドルフィン」が分泌され、幸福感が得られると言われています。

じゅん：サウナでハッピー？

アルコ：サウナで体を温め、外に出てクールダウンする。これを繰り返すと交感神経と副交感神経が刺激されてエンドルフィンが出て、幸福感とリラックス効果が得られます。さらにサウナはヒートショックプロテインを増やすので、体がストレスに強くなり、免疫を高める効果も得られると言われているんだ。

じゅん：でもサウナって、苦しそうで苦手だな。

アルコ：北欧のサウナは60〜80℃で多湿だけど、日本は90℃のドライサウナ。高温で我慢して入っている人も多いね。

じゅん：お薦めの入り方は？

アルコ：とにかく無理しないこと。高温で入る時は苦しくなったら、外に出て体を冷やす。僕は70〜75℃のサウナに10〜15分ぐらい入って、外に出て10分ぐらいクールダウン。椅子に座って木々を眺めたり、空を見たり、自然を感じて過ごします。リラックスできてアイデアも浮かぶし、忙しい人ほどおすすめです。心臓病やアルツハイマーにも効果があると言われているので、長期的に週2、3回、サウナを利用すると良いですよ。

じゅん：ところで、アルコさんの国には5月病はあるの？

アルコ：僕の国オランダは9月から新年度が始まって、冬の寒く暗い季節になると気分が落ち込む。そんな時は家族や友人とサウナやスパ施設に行ってリラックスすることが多いかな。じゅんちゃんもサウナで元気だしてね。

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教えてくれた人は、アルコ さん
軽井沢在住。エストニアサウナを販売・設置するSaunatureの代表。本場のサウナの入り方を伝えている。