学生のカルテット、大勢の観客前に旧三隨 ホテルで公演

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 町内の文化施設でクラシック音楽などの公演を行う 「リゾートコンサートイン軽井沢」(主催:軽井沢町教育委員会)が8月15日、旧三隨 ホテルであった。出演したのは、洗足学園音楽大学の1~3年生で結成した「弦楽四重奏Quantize(クオンタイズ)」。「ピノキオ」の“星に願いを”、「メリー・ポピンズ」の“チ繝 ・チ繝 ・チェリー”など5曲を演奏し、曲の合間にそれぞれがソロで短い曲を奏で、ヴァイオリンとヴィオラ、チェロの音色の違いなどを説明した。

 クオンタイズは13日から15日まで1日2回、旧三隨 ホテルで公演。用意した60席は毎回全て埋まり、立見の観客も出るほど。人前で演奏するのは今回が2度目ということで、「初日はどうしたら楽しんでもらえるかわからなかった」と、ヴィオラの向江陽子さん。それでも、公演に同行した軽井沢大賀ホールのスタッフよりアドバイスを受け、「演奏曲を入れ替え、MCを長めにして日に日にお客さんとの距離も縮まり、成長を実感できました」。コンサートを聴いた愛知県の女性は、「来たタイミングが良く、邏 晴らしい演奏を聴けてラッキー」と話していた。

「リゾートコンサートイン軽井沢」は軽井沢を訪れる人に音楽を楽しんでもらおうと、地元のアーチストや洗足学園音楽大学の学生が、町内の文化施設で演奏。7月22日より8月15日まで開催した。

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