環境に良い町へ 電気自動車用急速充電器、役・?駐車・?に設置

 軽井沢町は11月8日、日産自動車(神奈川県横浜市)より寄付を受け、町役・?西側駐車・?に設置した電気自動車用急速充電器(90万円相当)の供用を始めた。充電はバッテリー残量低下の警告灯が点いた状態より、30分で約80%まで可能。年間を通じ24時間誰でも、事前申請の手続きがなく無料で利用できる。

 日産以外の車種にも対応し、町所有の電気自動車の公用車2台(日産リーフ、三菱ミニキャブミーブ)も充電に使用する。 工事は太陽光パネルの設置、電気室の改修とあわせて行い、予算の総額は882万円。

 寄付の話は昨年8月、日産から長野県へ寄せられた。県内でも軽井沢町が次世代自動車の普及に積極的なことから、県との協議の末、町が寄付を受けることに決まった。県内の市町村庁舎で急速充電器を設置しているのは、松本市庁舎に次いで2例目。
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 供用初日の8日に開いたセレモニーでは、テープカットを行い、藤巻進町長より日産自動車に感謝状が贈られた。そのあとで、公用車のリーフに、町長が充電のデモンストレーションを行った。町長は挨拶で「今年の春から夏にかけて、別荘の方から『充電器があれば、リーフで軽井沢に行きたい』という問い合わせを何件か・?いていた。電気自動車の普及が進み、CO2排出の少ない環境に良い町を作っていければ」と話していた。

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