青年海外協力隊でマレーシアへ 土屋桜美さん意気込み語る

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 国際協力機構(JICA)の青年海外協力隊として、7月からマレーシアに派遣される、軽井沢町の土屋桜美さんが6月26日、町役場に藤巻進町長を表敬訪問し、現地での意気込みなどを語った。

 派遣先は首都クアラルンプールから北東へ約550kmのクランタン州コタ・バル。2015年6月までの2年間、現地の知的障害者施設などで体育指導にあたる。

 大学の就職活動中に協力隊のことを知ったという土屋さんは、今年3月まで8年間、軽井沢中学校の体育教諭として勤務。特別支援学級の担任も務めた。自分を取り巻く環境などを考え「今しかない」と決意し、親に相談すると「反対されることなく、ポンと背中を押してくれた」。

 町長は「やりたいと思い描いても、多くの人は行動するまではいかないので、その意志はすごい。体に気をつけて頑張って」と激励。土屋さんは「行ってみないと想像できないことばかりだが、自分にできることをしっかりやりたい。アイスホッケーの経験を生かし、陸上ホッケーのようなスポーツを広められたら」と話した。

写真:藤巻町長(左)と談笑する土屋さん(右)

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