無電線化、石畳舗装後初めて 江戸時代の姿で行列「馬子唄道中」

 江戸時代の旅姿で旧中山道を練り歩く「第28回しなの追分馬子唄道中」が7月28日、追分で開かれた。「追分節保存会」メンバーが歌う馬子唄が響き渡る中、代官や武士、飛脚などに仮装した約50人が、旧中山道の約800mを約1時間半かけて往復した。大道芸人による南京たますだれや、チンドン屋の演奏もあり、沿道は写真を撮る観光客らであふれた。
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 町は信濃追分周辺地区整備事業の一環で、行列が歩いた部分を含む約1kmの電線地下埋設、石畳風の舗装工事を昨年度までに実施。通り沿いで日用品雑貨などを扱う「すみや」店主の土屋ゆき子さんは「今年は道路がすっきりして、雰囲気が良くなった。人手も多い気がします」と話していた。

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