「姉妹都市あるカナダなど優先にPR」東京五輪・パラリンピックの事前合宿誘致へ議論

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 軽井沢町や軽井沢観光協会、軽井沢旅館組合などでつくる「2020年東京オリンピック・パラリンピック練習場誘致推進委員会」は5月27日、3回目となる会合を軽井沢町役場で開いた。委員ら18人が出席し、2020年の東京オリンピック、パラリンピック出場国の事前合宿誘致に向け話し合った。

 誘致する競技については、風越公園総合体育館に国際基準を満たしたコートがあるバドミントン、バスケットボール、ハンドボール、柔道、卓球、バレーボールのほか、国際大会開催の実績があるテニス、ゴルフがふさわしいとし、新たに購入が必要となる器具や経費についても競技ごと確認した。パラリンピックについては、健常者と同様の器具を用いるバドミントン、柔道、卓球については対応できることを確かめ、他競技でも練習可能なものについては誘致していく、とした。

 誘致国は、軽井沢町の姉妹都市ウィスラー市があるカナダ、同じくカンポス・ド・ジョルドン市のあるブラジルを優先に他国にもアピールしていくことや、練習場誘致をテーマにキャッチコピーを公募することも決めた。次回の会議(初秋を予定)では、選手が居心地よく過ごすための手法、もてなし方についても話し合う。

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