戦後70年 戦没者の冥福祈る合同追悼式、戦争体験者が思い語る

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 軽井沢町と町社会福祉協議会は11月20日、太平洋戦争の犠牲者に祈りを捧げる「戦後70年軽井沢町戦没者合同追悼式」を軽井沢町中央公民館で開いた。遺族ら約150人が出席し、軽井沢町の戦没者424柱を追悼。全員で黙祷を捧げたあと、御霊に献花し手を合わせて戦没者の冥福を祈った。


 戦後70年の節目である今年は、会場に戦中の写真や戦没者の遺品などを展示。戦争体験者である旧軽井沢の柳澤廣さん(89歳)が戦時中の軽井沢の様子や戦争への思いを語った。柳澤さんは小学生のときに、旧軽井沢から出征する兵隊を見送ったときの光景について「外国の人々が『無事にお帰り』とか、『お元気で』と、兵隊に声をかける姿があった」。

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 愛国心の強い先生の薦めで自身も1943年、海軍に入隊。「同期の友人が出撃前夜『俺は死にたくないんだ』と涙をこぼし、『俺も後に続くから』と慰めたことは忘れられない。再びあのような時代が巡ってこないことを心から願っている」と話した。

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