軽井沢検定テキスト、軽中生に寄贈「外国人の案内に役立つ」

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 軽井沢観光協会は126日、『軽井沢検定公式テキストブック』(発行:軽井沢観光協会・2160円)を軽井沢中学の生徒に寄贈した。発売を始めた2010年から毎年、同校の新入生全員に寄贈を続けてきたが、既に家族が持っているなど広まってきたこともあり、今年は1~2年生に希望者を募り45人に贈った。

 同協会は1月31日と2月1日に初めて、インターネットを通じて試験を受ける「軽井沢WEB検定」を実施する。土屋芳春軽井沢観光協会長は「学校単位での団体受験もできるようにしていくので、中学生にもぜひ受験してほしい」。

 来年度の生徒会長で2年の内田隼ノ介君は、「軽井沢では外国人に声を掛けられることがある。道案内したり、どういう町なのか説明するのに、検定を受けておくと役立つと思う。ぜひ受けてみたい」と話した。

 同校では週一回ある「総合」の授業で、町内の文化施設を見学するなど軽井沢について学んでいる。田中寿一校長は「素敵な軽井沢人になろうというのがキャッチフレーズ。検定本も活用させてもらう」。土屋会長は、「中学生ならではの視点で、検定の問題もぜひ作ってほしい」と要望していた。

「軽井沢WEB検定」は、今回は3級のみの実施。両日とも10~12時に1時間内で受ける。受験料は大人3240円、高校生以下2160円、小学生以下1080円。申し込みは1月29日正午まで。1月26日現在、県内外から約100人の応募があるという。問い合わせは軽井沢観光協会 (TEL0267-41-3850)まで。

(写真:左から軽井沢中学生徒会長の内田隼ノ介君、田中寿一校長、土屋芳春軽井沢観光協会長)

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