浅間山「桜島噴火との直接的な影響なし」

160208-01.JPG 気象庁浅間山火山防災連絡事務所は28日、浅間山の火山活動について定例説明会を開いた。

 大塚仁大所長の説明によると、火山ガス放出量は700~900トンとやや多い状態で経過。月ごとの火山性地震の回数は12月1251回、1月1006回と次第に減少し、2015年10月から右肩下がりが続いている。ただ「噴火警戒レベル1(活火山であることに留意)判定に決めている数字ほどには至っていない」と説明した。

 また、2月5日と8日に噴火した桜島(鹿児島県)との関連については「距離的に離れすぎている。直接的な影響はない」と話した。浅間山の噴火警戒レベルは2015年6月11日より、レベル2(火口周辺規制)を継続している。

 写真は中軽井沢から見た浅間山(2月8日12:00撮影)

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